余裕のあるときに保険の見直しをしましょう

こんにちは、オンラインにて子育てファミリーの家計相談をおこなっている塙です。

家計相談のなかで、家計管理、家計簿に関することだけでなく、保険の見直しについてのご相談もあります。

「保険の見直し」の相談内容で多いものは、医療保険、ガン保険、収入保障保険などの生命保険に関することです。

 普段の生活の中で、常にご自身や家族がどういう保険に加入しているか、どういったときの保障のものなのかを憶えている方は少ないかと思います。なにか不測の事態がおこったときや、気になることができたときに、『あれ?どういった内容だったっけ?』と証券を探して、確認すると思います。ご自身やご家族がどういう内容の保険に加入しているかを、すぐに答えることはなかなか難しいことです。

 人によっては、加入をしたのは、数年前、数十年前のことですので、憶えていられるほうがすごいことです。ご自身やご家族がどういう保険に加入しているか気になるのはどんなときでしょうか?それは、入院をすることになったり、検査で気になることがあった場合、がん検診で再検査が必要になったときです。必要に迫られたときに、『入っている保険は使えるかしら?』と証券を確認したり、保険会社へ問い合わせをするといった感じです。

 

何が何だかわからない人のイラスト(女性)

 困ったときや必要なときに使うための保険ですが、必要とする保障が足りなかったり、付帯されていると思っていたものがついていなかったりなどといったことがおこりえます。思っていたより手厚い保障だった場合はいいのですが。

契約をしたのが、数十年前であるため、生活環境や家族状況、また不安に思うことや心配なことは、変化していて当然です。

 保険の見直しは、保険料を安くすることだけが目的ではありません。今のご自身、ご家庭にあう保険を探すことが大事です。もちろん、必要だからとあれもこれも加入してしまっては、家計バランスはくずれてしまいますし、すべてのリスクを保険で備えるとなると費用がかさんでしまいます。見直しをした際に、手厚く保障をつけすぎていて、家計を圧迫してしまっている場合は、必要なものの選択をおこないましょう。

貯金はさんかく、保険はしかくという言葉があります。

貯金は、貯まるまでに時間が必要ですが、増えていきます。

保険は、契約をしたときから、決まった金額が保障されます。

どちらかにかたよることなく、上手に使い分けたいですね。

医療保険については、必要である不要であるという二つの意見、またその理由が多くあります。不要と考えるひとつの考え方に、医療保険は、トータルで支払う保険料を考えたら、加入せず、いざという時に高額療養費制度を利用して備えるという考え方があります。この考え方の心配な点は、保険料を払わないかわりにきちんと貯蓄をして、備えることが可能な場合はいいのですが、結局、貯蓄もしていなかった、できなかったなどといった場合は、高額な医療費に対応できないおそれがあるところです。

がん保険については、加入しておいたほうがいいと考えています。まず、日本人の2人に1人ががんになると言われています。医療の技術が高まっているため、がんイコール死亡というわけではなく、発見されても治療が可能です。がんの治療は高額なものも多く、保険適用ではないものも多くあります。もしも、治療が必要となった場合に、選択肢は多いほうがいいですよね。経済的な理由で治療の選択肢をせばめてしまったり、あきらめてしまうことは、悲しいことです。

 

 医療保険もがん保険も、加入されている多くの方は、保険料は終身払いを選択されている方がほとんどです。なかには更新型のケースも多くあります。

10年で自動更新されるタイプのものを例にとりますが、更新の際に保険料が上がります。この更新型のタイプですが、最終的にどこまで保険料が上がるのかを忘れてしまっている方が多いです。若いころは、保障も手厚くて保険料も割安なのですが。年齢を重ねていくと、保険料が上がっていきます。また、保険料が上がると同時に収入も上がっていれば良いのですが、それはなかなか難しいことです。

 また、商品タイプも新しいものが発売されていて、より時代にあったものも多くあります。更新をむかえる年齢と保険料を一度確認してみましょう。保険の見直しは、その時の健康状態によっては、告知項目にひっかかってしまい、新しい保険へ切り替えなどができない場合もあります。健康で時間にゆとりがあるときに、ご自身にあったものを検討しましょう。

 

損害保険の火災保険の見直しも時間に余裕のあるときにぜひ見直しをしてみましょう。

 マイホームのイラスト

 

火災保険は、住宅を購入した時や、引っ越しをした際に加入をしている方が一般的ですので、加入した際の補償内容をよく覚えていない、または知らないといったことが多くあります。地震保険も付帯されていると思っていたが付帯していなかったというケースもあります。また、住宅ローンを組んだ際に、収入保障保険の保険料も一緒に支払っていて、保障内容に対しての保険料の内訳がわかっていないケースもあります。

 せっかく加入をしている保険の内容を知らないままだと、万が一のときに保障(補償)が足らないといったことも起こりえます。また、必要以上の保障(補償)に加入をしていて、保険料をよけいに支払っていたということもありえます。

 最近の日本列島は、多くの天災の被害が相次いでいます。地震、台風またそれに起因する水害などが多発しています。自然災害の増加とともに各保険会社は、多額の保険金を支払いしています。その結果、料率改定により保険料が高くなっています。

 火災保険の保険料は、今後もさらに上がることが予定されています。

 まずは、加入をしている内容を確認しながら、保険料をいくら支払っているのかも確認しましょう。

 今後の保険料の値上がりを軽減するためには、支払い方法の変更や適用できる割引の確認、必要以上の補償の削減といった方法があります。また、保険料を安くすることだけでなく、補償が足りないようであれば、補償の追加を検討することも重要です。

 もちろん、保険料は安くおさえたいですが、万が一のときに、補償が十分でなかったといったことになってしまうと、何のために加入をしていたのかわからなくなってしまいます。

整理された棚のイラスト

 在宅の時間が多くなると、片付けやお掃除をしている方も多いと思います。加入をしている保険の証券を探して確認してみましょう。

必要なときにすぐ確認ができるような保管場所をきめておくことや、ご家庭の保険管理ファイルを作成しておくことも大事なことです。

 

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家計管理は夫婦二人のどちらがおこなうべき?

こんにちは、子育てファミリーの家計相談をオンラインにておこなっている塙です。

先日こんなご質問をいただきました。

 

『私は現在、子育てに専念をしていて、主人が働いて家計を支えています。毎月の生活費は、主人からもらっているのですが、思うように貯蓄まではできていません。この前、子供の教育費のことで、話し合う機会がありました。今のままだと、教育費の貯蓄がなかなかできないので、わたしてくれるお金を増やせないかと聞いてみたところ、なんで足りないんだ?やりくりが下手なのではないか?いくら足らないんだ?と言われ、険悪なムードになってしまいました。今のところ、はっきりといくら足らないと言い返せませんでした。家計簿をつけて見せることができれば理解してもらえるでしょうか?』

 

何が何だかわからない人のイラスト(男性)

 

お話をお聞きすると、毎月きまった額を生活費として渡されていて、渡してもらっているお金は、収入の全額ではなく、旦那さんの手取り額は、はっきりと把握していないとのことでした。また、ご主人がどのくらい貯金があるのかもわからないとのお話でした。また、渡されたお金をなににいくら使っているかなどは、もちろんおおまかにはわかっているけれど、細かく家計簿をつけたことはないとのことでした。決して贅沢や無駄遣いをしているわけではないので、渡す額をもう少し増やしてくれたら、貯蓄もできるのにと思ったとのお話でした。

お金が、収入がもっとあれば楽なのに、貯蓄もできるのになぁっと思いがちですが。まず家計管理を上手にできていないケースだと、お金が増えてもあまり現状は変わらないおそれがあります。

家計管理ができていないと、結局お金はあるだけ使ってしまうものです。世帯年収が高い家庭イコール、貯蓄ができている家庭ではありません。限られた収入内で上手に割り振りができている家庭ほど、貯蓄がきちんとできています。

最近では、お金の管理の仕方は次のようなケースが多いです。

  1. 妻または夫のどちらかが管理をする。
  2. 夫婦二人で収入も支出も管理する。
  3. 妻、夫それぞれで必要なお金をだしあい、残りは各自で管理をする。

 

子供の教育費、今後に必要となるお金については、どちらか片方の問題ではなく、ご夫婦二人の問題です。ご自身の家庭に向いているのは、どのような方法なのかは、生活スタイルや考え方、得意不得意などによって様々です。

どういった方法をとるにせよ、共通して言えることは、家計の状況をお互いが把握しているほうが良いということです。へそくりの話は別です。

まず、家計管理をするにあたって、なんのために管理をしたいのか、教育費のため、貯蓄を増やしたいため、かくれ赤字をなくしたいためなど目標があると思います。

その金額はいくらでしょうか?その目標の金額を貯蓄するためには、毎月いくら貯めなきゃいけないでしょうか?その金額を把握すると同時に、毎月の生活費の状態を把握していないと、ご自身の家計ではどのくらいの貯蓄が可能なのか、把握しにくいです。

現状を確認しないまま、やみくもに節約をしても、つらいだけです。明るく楽しい未来のためや、現状をより良い生活にするための家計管理です。

また、お金のことは、夫婦喧嘩の原因にもなります。以前にこんな話をお聞きしました。お互い共働きでお財布は別々のご夫婦のお話です。ある時、『貯金してる?』との話になった際、2人ともお互いの貯金の金額を確認して、『えっ?それだけなの?!』と愕然としてしまったとのことでした。お互いが、なんとなく別に贅沢や散財をしている感じもないので、相手が貯めてくれているだろうと思い込んでいたとのことでした。最近の傾向で、必要なお金をだしあって、生活をしている場合、それ以外のお金を把握していないためおこってしまうケースです。夫婦別財布が悪いということではなくて、別財布にするのであれば、貯蓄のお金も出し合って確保しておきましょう。またこの際、貯蓄口座は、お互いが、いつでも把握ができる状態にすることが望ましいです。どちらかにまかせっきりで、貯蓄口座のお金が目減りしていたとのお話も聞いたことがあるので。

いただいたご質問の回答ですが、いくら足らないのかを数字で示すためには、家計簿が効果的なアイテムです。

ご主人の立場からすると生活費にどのくらいかかっているのかを把握できていないため、足らないと言われても納得ができないはずです。毎日、頑張って働いていますから、なんだか否定された気分にもなってしまいます。

上手く反論をするためにも、現状を記入した家計簿を見せましょう。数字で見ると、なるほどと思ってくれるはずです。また、自分だけでは気が付かなかった見直しポイントを、2人で確認することによって、見えてくるものもあります。決して喧嘩をするためではありません。

 

家計管理をオープンにおこなうことは、お互いの結束を固めることにもつながります。最初は慣れないことも、口座の貯蓄額が増えて、目標額に近づくことでお互いの気持ちも前向きになれます。また、家計簿をいつでも見える場所、確認ができる場所においておくことも効果的です。

 

お金のことは、使い方や考え方次第でトラブルの原因にもなります。『家計管理が苦手』から『家計管理が得意』になりましょう。

 

家計管理が苦手』な方

〇お金を何に使っているのか把握していない。

〇色々なものをカードで購入、カードも複数枚あり、いくら支払っているのか把握できていない。

〇カードで支払ったことを忘れてしまい、請求書をみてあせる。または、引き落とされた金額をみてあせる。

〇給料日前になると苦しくなり、急にケチケチ生活する。給料日がくるとホッとする。

〇毎月いくら使っているのか把握できていないため収支があいまい。

〇貯蓄がほとんどない

〇お財布にお金がなかったらカードを使う

当てはまるところはありませんか?

 

家計管理が上手』な方は

〇お金を何にいくら使っているのかを把握している。

〇カードで買い物した場合はその分のお金を記入、取り分けをしている。

〇カードの引落が来てもとりわけているので慌てない。

〇給料日前も、給料日後も特に変わらない生活をおくっている。

〇家計簿をつけてきちんと予算を立ててお金を把握、管理している

〇毎月、毎日の予算の中で買い物をしている

〇計画的に無理なく貯蓄をしている

〇お財布にお金がない日は買い物しないと決めている(基本的にお金が足らないことはない)

『家計管理が苦手』、『家計管理が上手』

さて、どちらになりたいですか?

遊園地の家族のイラスト

家計管理が上手にできる家庭は、家族円満へもつながります。

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家計簿をつけられなくて悩んでいます

こんにちは、子育てファミリーの家計相談をオンラインにておこなっている塙です。

先日、貯蓄が上手にできていないため、家計簿をつけたほうがいいかと考えていいるけれど、なかなか思うようにいかず、続けられない、きちんと毎日つけられなくて悩んでいるというご相談がありました。

 

レシートとカードがたくさん入った財布のイラスト       ■

すでに自分にあった家計管理の方法を見つけている方には、「え?どうして?」と疑問に思われるかと思いますが、家計簿をつけられない、続けられないという方は、多くいらっしゃいます。なかには、つけずに強引に毎月決めた額を貯蓄するという方法をとられている方もいます。

 

ご相談者はみほさん(以下Mさんとします)。

Mさんのプロフィール

Mさん(38歳・パート勤務)

夫(39歳・会社員)

長男(中学1年生)、長女(小学校4年生)

世帯収入500万円(手取り収入)

 

Mさんは、家計簿をつけることを何度も挫折しているとのことでした。家計簿をはじめてつけようと考え、つけはじめたのは、妊娠したときとのことで、その家計簿は出産後もしばらく継続していたとのお話。お子様が大きくなるにつれ、忙しくなり、その家計簿はいつの間にか、つけなくなってしまったとのこと。その後、2人目の妊娠がわかったときに再チャレンジをしようとしたけれど、子育てと生活などで、またまたつけなくなってしまったとのこと。

今回、教育費のことを考え、準備しなければいけない金額と、もう少し老後の貯蓄もしたいとのことでした。今後のお金の流れを把握し、家計管理をするうえで、家計簿をつけたほうがいいんだろうなぁと思うけれど、家計簿に苦手意識があるため、どうしたらいいのかという主旨のご相談でした。

 

以前に数名の方にお伺いをした家計簿をつけられない、つけたくない理由は、以下のようなものでした。

①めんどくさい

②忙しい

③おもしろくない

④使途不明金が多く収支があわない

⑤計算することが嫌

⑥つけたけれどお金がそんなに貯まらなかった

⑦つけなくても生活できている

いろいろな理由はそれぞれありますが、家計簿はつけることそのものが目的ではありません。家計管理を円滑におこなうためのひとつの道具です。

その道具を必要としなくても、家計管理ができるのであれば、ストレスを感じながら無理に使うものではありません。

あったら便利なアイテムですけどね。

 

話をご相談者のMさんにもどしますが、Mさんのご家庭は夫婦あわせて手取り収入が約500万円とのお話。ボーナスはないとのことで、月収は41万弱(月によってMさんのパート収入の変動があるとのこと)。

41万円からまずは必要な固定費を差し引いてみましょう。

固定費とは、毎月決まった金額で必要となる費用のことです。住居費、保険料、水道光熱費、携帯・通信費などです。車をお持ちの方は、そのローンや駐車場なども必要な固定費です。

 

住居費 130,000円

保険料 ご夫婦の生命保険40,000円

水道光熱費 電気・ガス・水道あわせて20,000円(月により変動あり)

携帯・通信費 30,000円

おこづかい 夫30,000円・Mさん20,000円・長男2,000円・長女1,000円

習い事 20,000円

貯蓄 50,000円

児童手当 使わないでおいておこうと思っているけれど、ついつい使ってしまっているときがある。

 

以上の内訳がわかっている支出とのお話でした。

毎月必要となるお金は把握されているとのお話でした。

「食費はだいたいどのくらい使っているかわかりますか?」との質問に対して「おそらく6~7万円くらいだと思います」とのお答えでした。

食費以外の内訳を合計すると343,000円です。

収入にも少し変動はあるとのことですが、410,000円から343,000円を引くと67,000円です。

この67,000円が食費だとしても、おそらく生活をしていくうえで、日用品や交際費、外食、交通費、急な冠婚葬祭費などが発生しているはずなので、使えるお金(使っていいお金)は、とんとんか月によっては、マイナスになっている可能性があります。

急な大きな出費が必要になった際は、貯蓄から捻出するとのことでした。

「クレジットカードはどのくらい利用されていますか?」との質問には、おこづかいの範囲内での買い物以外にも、スーパーなどの買い物にも利用しているため請求額をみて補てんをしたり、給料日のあとに支払いがあり、問題なく引き落としをされているからおまり気にしていないとのことでした。

クレジットカードのイラスト(番号なし・シルバーカード・プラチナカード)

家計簿をつけたくない、つけられないという方は、まず必要な固定費の確認をして、収入から差し引いて、残りの金額を確認しましょう。その金額が毎月使えるお金、使っていいお金です。

Mさんのご家庭は、67,000円です。67,000円を31日で割ると一日あたり約2,160円です。一週間の7日だと15,120円です。

 

家計簿をどうしてもつけられない、つけたくないという方は、固定費を書き出してみましょう。そして、残りの使っていいお金を、普段使いのお財布や封筒に分けて生活をすれば、支出がオーバーしてしまうことを防げます。

ここで注意をしたいのが、クレジットカードの利用方法です。クレジットカードは、支払いが滞ってしまったりしない限り、限度額までは、欲しいものがなんでも手に入る魔法のアイテムです。

来月の引き落とし日までにお給料日がきて、支払えるからいいやっとなってしまうのは、かくれ赤字家計です。毎月このようなことを繰り返していると、毎月借金をしている状態が続いてしまいます。

クレジットカードは、便利な反面、かくれ赤字になりやすいアイテムでもあります。もし、利用をする際は、その利用する金額がすでに、口座にあるか、手元で取り分けておくように意識しましょう。

 

ご相談された方たちによく「食費はどのくらいですか?」と質問をするのですが、家計簿をつけていないご家庭は、実際に書き出してもらった場合、思っていた金額と実際の金額に5千円から1万5千円くらいの誤差があるケースが多いです。

実際に使っているお金より少ない場合は、あまりありません。

 

家計簿をつけたくない、つけられないという方も、家計管理をしたくないというわけではないと思います。また、家計管理をまったくせずに、欲しいものを欲しいだけという生活では、お金を上手に貯蓄することは、なかなか難しいです。

 

家計簿をつけたくない方は、まずは、毎月の固定費の洗い出しをして、手元で使えるお金、使っていいお金を確認しましょう。その際に、年に一度、必要となる年会費や年払いの保険料、固定資産税等の金額を確認することも忘れずに行いましょう。

年に一度の支払いのものは、忘れがちになってしまいます。この分の金額を毎月少しづつ取り分けておくと、請求月がきた際につい支払いを忘れてしまっていて、貯蓄分からとりくずすということを防げます。

Mさんのご家庭の改善策

①必ず必要となる固定費の再確認。

②毎月使っていいお金、使えるお金の金額を確認。

③使っていいお金、使えるお金をまとめて銀行からおろし、振り分けを行うか   口座から引き出しをする頻度(回数と曜日など)と金額をきめる。

④上記の金額やルールを旦那さんとも話し合いを行い協力体制をとる。話し合 いの結果、自分たちの家庭にあったより良い方法があった際は、それも実行してみる。

④児童手当をつかわないように意識する。

⑤もしも、ルールがストレスに感じてしまう際は、ストレスを感じない方法を再検討。上手くいった際には、自分にご褒美を。

家計管理の方法は、各家庭の生活スタイルや考えかたによって、千差万別です。こうしなければいけない、みんながやっているからという固定観念にとらわれず、ご家庭やご自身にあった家計管理を楽しく無理なくおこないましょう。

 

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今年こそ家計簿をつけて貯蓄上手になりましょう!

新型コロナウィルスの影響が拡大し続けております。心よりお見舞い申し上げるとともに謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は、我慢の多い一年でした。コロナウィルスの影響で生活様式自体の変化とともに収入の変化があった家庭がほとんどではないかと思います。家計簿を『今年こそはつけよう!』と考えている方も、つけていたけれど家計管理が上手にいかなかった方も、今年こそはご自身にあった家計管理の方法を見つけて、家計管理をしっかりとし貯蓄上手になりましょう。

■

自粛生活により、外食や旅行にいかないため、出費が減ったり、巣ごもりのための食料、日用品の買いだめで一時的に出費が増えたりと、家計の状態はめまぐるしい一年で例年通りの家計ではなかったのではないでしょうか。

収入の面では、テレワークは実施しているけれど、いつもより残業ができないため、残業代が減ってしまった、会社自体が休業で、休業補償がでているが、満額ではないなど、収入自体の減少。支出の面では、外出を控えることで、交際費や外食の減少がある一方、光熱費の増加、巣ごもりのための食料、日用品等の買いだめ費用の増加と大きく変化があったことでしょう。すでに家計管理をされている方は、今年の予算の見直しをすることをお勧めします。普段、家計管理をあまりしていないという方も、今年は家計簿をつけて家計管理をしてみましょう。

まだまだ、コロナウィルスの終息は予測がたたない状況です。それは、経済状況も先が見えないということとイコールです。ご自身のこれからの家計を守るためにも、家計簿をつけて家計管理をしましょう。また家計簿は、つけるだけでは意味がありません。家計の状況を把握するためのひとつのツールです。

家計簿をつけることで、自分の家庭の収支を把握し、管理することが大事なことです。何のために管理をするのかというと、それは各家庭により、夢や目標があり、それをかなえるためです。夢や目標を現実にするために、お金の流れを把握し、目標を達成したり、ゆとりのあるお金を貯蓄するためです。

また ゆとりのあるお金を生み出すにあたっても、毎日の生活をきりつめて けちけちして過ごすのは、つまらないですよね。生活の中で、お金にゆとりがないと心までゆとりがなくなってしまいます。

今年は、楽をしてとは言いませんが、肩の力をぬいて、楽しく家計管理をしていきましょう。

嬉しそうに家計簿をつける人のイラスト

昨年も家計簿をつけていた、数カ月つけたという方はその家計簿は 現在はどうですか?もし続けているという方は家計管理ができてお金の管理ができ 理想のゆとりのある暮らしができていますか?家計簿はつけることそのものが、目的ではありません。個々の生活の上で、準備すべきものや目標があると思います。例えば、子供の教育資金を準備したい、マイホームを購入したい、老後の資金についても準備をはじめたい 旅行にいきたい、欲しい服やバックがある、などなど大なり小なり、その時、その家庭や個人において なにかを手にする手段としてお金が必要となります。

そのお金を管理するために 家計簿をつけるという方法があります。今の生活状況の収支を把握することが、家計や自分自身を知ることでもあります。

ひと月の収入は、単身の方でも家族がいる方でも お給料で おおよその金額を把握されていると思います。

しかし、支出、いわゆる使っているお金についてはどうでしょうか?

お金が貯まらないと嘆いている方の多くの問題点はここにあります。

収入が少ないから、減ってしまったから貯蓄は難しいという方もいらっしゃいます。たくさん収入があれば 貯められる! とイメージしやすいですよね。しかし、今あるお金を上手に管理できないようでは、どれだけあっても 同じではないでしょうか?

たくさん収入があれば あったなりに また使ってしまうものです。

今あるお金を上手に使えてこそ、家計は変えられるのです。           うまく家計簿をつけることで、自分の家計を把握、管理し ゆとりある生活を目指しましょう。また ご自身で収入がある方も、旦那様が大黒柱という方も、今年は自分自身だけの 貯蓄もはじめてみましょう。人生においては、様々なイベント、または予期せぬ不測の事態も起こりえます。一つのリスク管理ともいえますが、突然の事態にも対応できるようであってほしいからです。なにもアクシデントがなければ、ご自身の楽しみに使いましょう。

また、昨年家計簿を数カ月つけた、たまにつけていた、つけようと準備をしたがなかなか思うようにいかなかったという方はいませんか?

上手にいかなかった原因はなんでしょうか。選んだ家計簿が合わなかったといことが原因であるのであれば、今年は、その家計簿とは別の方法を選びましょう。

では、どのようなものを選べばいいのでしょうか。

家計簿はご自身がつかいやすいものを

今では、スマホのアプリやたくさんの家計簿があふれています。パソコンが得意な方であれば、エクセルでの管理という方法あります。

それぞれ 気になる方法、自分がやりやすい方法はあると思います。ただ、はりきりすぎてしまっても、家計簿をつける行為そのものが、めんどうになってしまい、結果として続けることができなくなってしまうといったこともありえます。はじめるまえから、手間がかかりそうと思ってしまったりライフスタイルにあわないものは、やめましょう。

パソコンでの家計管理は、毎日パソコンを使うライフスタイルの方向けです。あまりパソコンを開く習慣がない方は、家計簿をつける行為のために、わざわざパソコンを起動させることになるので。机に座り、レシートを並べ、パソコンの起動をまつといった動作が必要になってしまいます。スマホは身近ですが、アプリによってできることに限りがあります。またセキュリティ対策や情報漏洩なども気になります。基本的には、ある程度、個々の家計を把握するまでは、こまめに支出の金額は把握してほしいので、日々の生活のなかで 負担になるような方法はやめましょう。

もちろん、家計簿をつけるのは 皆様自身なので、自分が楽に負担に感じることなく続けられる方法は それぞれです。

まずは 過去に失敗した方法は避けましょう。失敗した理由は なんでしたか?

市販されているほとんどのものは、ひと月単位で1日から31日までが1ページといった月単位のものが多いため、自分の都合での区切りがつけにくいです。給料日が不定期であったり、複数ある場合などといったケースも多いため、日付が自由に記入できるものが使いやすいです。また、貯金をした経験がない方や、初めて家計簿をつけようという方は、残高があわない、あわせられないといった理由で続けることが嫌になってしまうこともあります。つけはじめは、なににいくら使ったのかをもれなく記入することに集中しましょう。家計簿をいざつけようと試みた際に、費目がわからないといった声もお聞きします。最初から費目が、決められていて、使いにくい場合は、ご自身のルールを作りましょう。または、自由に記入ができるものを選びましょう。家計簿の費目は自分がわかれば問題ないので、ご自身が迷わないものを使いましょう。

売られているおしゃれな家計簿のほとんどが、記入することが多かったり、きまりごとが多かったりと記入することに迷いが生じてしまうものが多くあります。細かい設定のため、記入欄を埋めることや、支出の金額を正確に、また残高を正確に計算しなければなどといったことに集中してしまい、疲れてしまったり、楽しくなくなってしまうおそれがあります。

■

また支出、お金の使い方で、節約を考えるあまり一円でも安くとか欲しいものや必要なものまでも、けちってしまうケースがあります。これは、生活の質を落としてしまうことへもつながってしまいます。落ち着いて考えてみましょう。なんのために家計簿をつけたいですか?家計を把握し、ゆとりある豊かな生活をするためですよね。無駄をはぶき、ゆとりをもつ節約とけちけちすることは、似ているようで違います。ゆとりある家計を長期的に維持するためにも、やみくもにしめつけすぎてはいけません。

家計を把握し管理することが、自然と身につけば、貯金、貯蓄は結果としてついてきます。

 

収入の再確認をしましょう

今までの生活であれば収入の金額はそんなに大きな変動はなかったはずですが、コロナウィルスの影響で収入面にも大きな変化があった家庭も多いと思います。一年のはじまりにいまいちど収入の確認も行いましょう。

手取り収入(可処分所得) の確認の仕方

会社員であれば 給料、ボーナス

自営業の場合は 事業収入など。ここから、実際に使えるお金が手取り収入=可処分所得

会社員

社会保険料 所得税・住民税 手取り収入

 

自営業

社会保険料 所得税・住民税 必要経費 手取り収入

隠れ赤字の原因にもなるクレジットカードについて

クレジットカードをもっていますか?

どのくらい毎月 利用していますか?

利用額の把握できていますか?

クレジットカードは、家計管理の上級者向けです。

普段からキャッシュレスの家計管理をきちんとされている方は、請求がきてあわてるということは少ないでしょうが、在宅ワーク、巣ごもりを機にクレジットカードをたくさん利用している方は、注意が必要です。不必要なものを買っているとは思いませんが、欲しいものを欲しいだけクレジットカードを利用していると、家計はバランスをくずしてしまいます。

お財布から 現金がでていかないため 金銭感覚がにぶるおそれがあります。また現金に余裕がないため、カードを利用するなど、負債をあとまわしにしていることもあります。正しく利用すれば、カード会員のみ利用できるサービス、ポイント付与などのメリットもあります。クレジットカードを利用する際には、引き落とし口座にゆとりの金額をおいておくか、利用する分は、引き落とし口座へ入金または、取り分けておく。利用した金額の把握や管理をあとまわしにしないようにしましょう。また明細は必ず確認するくせをつけるようにしましょう。

 

長く続けてこその家計簿でもあるので、毎日の暮らしのなかで負担にならないものが良いです。ご自身の生活スタイルに合わせてより良いものを選びましょう。

 

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老後や介護のためのお金の準備はいつから?

こんにちは、子育てファミリーの家計相談をオンラインにておこなっている塙です。

子育てをされている世代の方々のお金の相談内容は、もちろんお子様の教育資金についての相談がほとんどですが、なかには、大学の学費の準備もできて、これからご夫婦の老後資金について考えたいという方々もいらっしゃいます。

『老後』と聞いて、イメージすることは、どんなことでしょうか?年金や必要となる生活費のこと、身体のこととそれに関連する医療費や介護のことなど、どちらかというと心配や不安に思うことのほうが多くないでしょうか。その漠然とした不安を少しでもなくして、楽しい老後をイメージするためには、今からどういう準備が必要でしょうか。

将来設計をする人のイラスト(女性)

お子様も独立されて、ご夫婦二人の生活になった場合、いままでかかっていた生活費ももちろん変わります。教育資金のためといって貯蓄をしていた費用を、ご夫婦の老後のための貯蓄へまわすことができ、生活費も支出面が減少するはずです。また、家族構成や生活状況が変わった際には、保険の見直しが必要です。家族構成に変化があるのであれば、保険の見直しをすることで、固定費の削減も可能かもしれません。いらなくなった保証を削減し、必要な保証を追加することも必要かもしれません。

経済的な不安は、年金では不足する金額を自助努力で準備しておくことで軽減できます。医療や介護の身体に関する不安は、若いうちから生活習慣を整える、定期検診を受け、なにか心配なことがある場合は早期での治療などの対処が必要です。また医療、介護に関する経済的な不安に関しては、不測の事態に対処できる貯蓄を準備しておく、保険に加入をしておくなどの対策が可能です。若いときには、あまり必要性を感じない医療保険も、年を重ねるごとに必要性は増していきます。年齢とともにリスクは増加する傾向にあるため、医療保険の見直しは、慎重におこないたいものです。

子育てのひと段落や、今コロナ禍で時間に余裕があるのであれば、ご家庭の状況を確認、見直しをしてみましょう。ご自身の加入している保険の内容を一度、再確認してみましょう。

保険は必要か不要か、自分にはどういうものが必要なのかなどについて多種多様な考え方があります。

日本は社会保障制度が充実しているため、医療保険などは、必要ないという考えもありますが、私個人は、長期療養の経験をふまえて 医療保険は必要だと考えていますが。

毎月、一定の金額を掛け捨てのタイプで加入している場合で一度も保険給付を受けたことがない方などは、支払った金額を合計すると もったいないと感じてしまうのも理解できます。ここで少し考えていただきたいのが、保険とは?というところです。保険は本来 相互扶助の精神から成り立っているものです。

人生においては、大なり小なり トラブルやアクシデントに見舞われリスクを負うことがあります。その時は、いつ、またどんなことがおこるのか 誰にもわかりません。現在、貯蓄も十二分にあり、手術も入院も費用的には問題がないという方は、どのくらいいるでしょうか。

 

平均的な家庭の年収で約370万円から約770万円なら高額療養制度で80,100円+(医療費-267,000円)×1% [69歳以下・世帯ごと・ひと月の上限額]の支払いで大丈夫だから、特に医療保険に加入する必要がないと考える方もいるでしょう。毎月、数千円、数万円を支払い続けているトータルの金額の支出よりは、少ない支出です。もし、医療保険の加入がもったいないと考える場合は、そのぶんを貯蓄へ回すようにしましょう。

入院費を心配する患者のイラスト(女性)

高額療養制度では、差額ベッド代、食事代、先進医療の費用は対象になりません。

差額ベッド代については、大部屋以外の部屋を使用した場合に平均で5,000円以上かかると言われています。[1人部屋から4人部屋の平均]食事代については、1食460円×3食×日数がかかります。

たとえば 20日間入院し、手術、治療費用等を仮に100万円かかり、3割負担で30万円に請求があった場合です。高額療養制度を利用し80,430円の費用。

その他に、食事代460円×3×20日で27,600円、病衣を仮に300円とし毎日かえた場合6,000円、テレビカードの料金、貸し出しの冷蔵庫の料金など こまごまと必要になる費用があります。高額療養費制度の限度額の支払い以外にも、3万円から5万円ほど費用が必要となります。もしも治療の成果があがらず、満足に働けない場合など、生活費は大丈夫でしょうか。また、医療費の費用がひと月で収まるとは限りません。入院が月をまたいでしまった場合は、ひと月ごとに高額療養費は計算され、出費が必要となってしまいます。

また、先進医療の治療をうけたいが、自費でとなると悩んでしまうような気がします。

また介護の費用はどうでしょうか。介護費用については、日本には公的介護保険制度があります。40歳をむかえたときから、保険料を一生支払う必要がありますね。そして、介護が必要になったときに費用の原則は1割を負担して介護保険サービスを利用することができる社会保障制度です。※40歳から64歳までの方が受けられるサービスは『16種類の特定疾病』に起因した場合です。

介護サービスの利用限度額は、要介護度によって自己負担の限度額が変わります。

利用限度額 自己負担額
要支援1 50,030円 5,003円
要支援2 104,730円 10,473円
要介護1 166,920円 16,692円
要介護2 196,160円 19,616円
要介護3 269,310円 26,931円
要介護4 308,060円 30,806円
要介護5 360,650円 36,065円

参考:厚生労働省HPより

介護ベッドのイラスト         介護のイラスト「車椅子のおばあさん」

 

ご自身が介護が必要になる確率などを考えることは、難しいですが、万が一のことを考えて備えることがリスク管理です。また、親の介護が必要になるケースもあります。現在、介護保険も民間の保険会社にて多数発売されています。万が一の場合には、ありがたい保険ですが、介護を必要としなかった場合には、掛け捨てタイプは悩ましいところです。保険料がもう少し割安になれば良いかなと考えていますが。介護を必要としなかった場合には、好きに使えるなどの商品も開発されれば嬉しいですね。

教育資金の準備を優先しご自身の老後までの貯蓄年数が不足していて、介護について不安がある場合は、介護保険も検討してみましょう。早い段階での貯蓄を準備しておくほうが可能であれば、介護が必要であればその準備資金に、介護が必要でなければ自由に使うというほうが選択ができて良いです。また、社会保障制度だけで問題ないと決めつけずに、家族構成、家計の状況、さまざまな理由で、多面的にリスクを考えたうえで ご自身の加入している保険について 一度考えてみましょう。

また、流動性を考えて保険だけでなく貯蓄をすることも大事なことです。いくつまでにいくらを貯めたいという目標金額がある場合、年数はゆとりをもって長いほうが、毎月の貯蓄金額を無理をしない金額に設定することが可能です。つまり若いうちから少しづつでも無理のない老後資金を教育資金とは別で準備するほうが、後々無理な節約などをしなくて済みます。コロナの影響で家にいる時間が多い今、家計を確認しながら、老後のお金についても考えてみましょう。

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