iDeCoを上手に活用しましょう

こんにちは、オンラインにて子育てファミリーの家計相談をおこなっている塙です。

子育て世代のご相談の多くは、教育資金のことや、それにともなう子育て資金や生活費のことなどです。

大事なお子様の教育資金ですが、ご夫婦の老後資金について考えておくことも大切なことです。

自助努力をしなさい、しないとまずいとしきりに言われていますが、コツコツと普通預金に預金をすることだけで大丈夫でしょうか。

老後資金を増やすために、検討したいのが、iDeCo(個人型確定拠出年金)です。

 

iDeCoは、国が用意した制度で、日本在住の20歳以上60歳未満の人なら原則、誰でも加入ができます。

毎月、一定額を「掛け金」として特定の金融商品(投資信託、定期預金、保険)を購入し、積み立てていく仕組みです。

iDeCoは、年間で支払った掛け金の総額が、その年の「所得」から引かれ、所得にかかる税金が安くなります。

会社員の方は、毎月のお給料から住民税、所得税を支払っています。最終的な税額は、年末調整、確定申告で決定します。年末調整で戻ってきたお金をそのままおこずかいにしている旦那さんの話も良く耳にします。

年末調整では、お金が戻ってくるケースがほとんどかと思います。というのも、税金は多めに取られていることがほとんどだからです。

iDeCoは掛け金がすべて、所得控除の対象です。

例えば年収400万円、30歳で毎月1万円積み立てた場合、年間で1万8千円の優遇を受けることができます。

iDeCo公式サイト かんたん税制優遇シュミレーションより

https://www.ideco-koushiki.jp/simulation/

 

またiDeCoは運用益に対して非課税です。投資信託や預金利息は約20%の税金がかかります。それに対してiDeCoは利益に対して非課税です。長期的な時間に比例して利益が大きくなった場合、非課税であることは大きなメリットです。

iDeCoの商品は、リスクが少ない元本確保型の定期預金、保険と元本が確保されない投資信託があります。運用商品になれない方や、リスクをとることが嫌な方は、元本確保型を選択されているかと思います。

投資信託は、基準価額が変動する商品なので、増やせる可能性がありますが、一方で元本割れのリスクがあります。

ただし、積み立てという方法ならば、こうしたリスクを軽減することができます。積み立ては、毎月一定額で商品を買い足していき、商品の基準価額が下がったときは、同じ金額で購入できる口数を増やし、逆に基準価額が上がったときは、購入する口数を少なくする方法です。お得なときにはたくさん買い、高いときは少なく買う。これを繰り返すことで1口当たりの平均購入金額を下げ、元本割れのリスクも小さくします。

 

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(バームスコーポレーション有限会社作成)

 

 

iDeCoで気を付けたいことは、60歳までは積み立てたお金の引き出しが自由にできないことです。引き出しが気軽にできないので、老後のために貯めることが可能ですが、不測の事態がおこったとき、お金が今必要だから、ひきだしたい!ということができません。掛け金は自分の家計で無理のない金額で設定しましょう。

 

iDeCoで運用したお金の受け取り方法は、以下の3つです。

  1. 一括で受け取る(一時金)
  2. 年金で受け取る
  3. 一括と年金の併用で受け取る

一括で受け取る場合は退職所得控除、年金で受け取る場合は公的年金等控除の優遇があります。併用で受け取る場合は両方の控除が使えます。

退職所得控除は、勤続年数に応じた金額が給付額から控除できることです。

課税対象になる退職金の金額の計算は、次のように行います。

(収入金額(源泉徴収前の金額)−退職所得控除額)×1/2=課税対象になる退職金の金額

<控除額>

勤続年数20年以下の場合 40万円×勤続年数 この額が80万円に満たない場合は80万円

勤続年数20年超の場合  800万円 + 70万円 ×(勤続年数 – 20年)

 

 

年金を受給する場合、年金は所得税法上雑所得として課税対象ですが、公的年金及び一定の企業年金(厚生年金基金、確定給付企業年金、企業型確定拠出年金)等については年齢及び年金額に応じた額が所得から控除されることとなっています。これが公的年金等控除です。

 

◇公的年金等に係る雑所得の速算表 (国税庁HPより)

  公的年金等の収入金額 公的年金等に係る雑所得の金額
65歳未満の方 60万円以下 0円
60万円超130万円未満 収入金額ー60万円
130万円以上410万円未満 収入金額×0.75 ー27万5千円
410万円以上770万円未満 収入金額×0.85 ー68万5千円
770万円以上1,000万円未満 収入金額×0.95 ー145万5千円
1,000万円以上 収入金額ー195万5千円
65歳以上の方 110万円以下 0円
110万円超330万円未満 収入金額ー110万円
330万円以上410万円未満 収入金額×0.75 ー27万5千円
410万円以上770万円未満 収入金額×0.85 ー68万5千円
770万円以上1,000万円未満 収入金額×0.95 ー145万5千円
1,000万円以上 収入金額ー195万5千円

注1:令和2年分の所得税については、65歳未満の方とは昭和31年1月2日以後に生まれた方、65歳以上の方とは昭和31年1月1日以前に生まれた方になります。

注2:公的年金等に係る雑所得以外の所得金額が1,000万円以下である場合の表です。

iDeCoを正しく理解し上手に活用して、老後資金を貯めましょう。

 

 

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平均貯蓄額ランキングが発表されました

オンラインにて子育てファミリーの家計相談をおこなっている 塙 です。

家計相談のなかで重要な貯蓄ですが、コロナウィルスの感染拡大などの影響で、家計の状況は二極化していると言えます。自粛などの活動制限があることは、共通ですが、家計状況は両極端な状況と言えます。

収入に影響を受けている業種とそうではない業種で、貯蓄額に大きく差がでるばかりではなく、貯蓄を取り崩さざるを得ない家庭も多くあります。コロナウィルスの経済への影響は、まだまだこれからとも言えるので、ご自身の家庭を守るためにも、家計の見直しはもちろんのこと、やりくりだけではどうにもならない状況の場合は、利用できる制度も上手く使いましょう。

先日、都道府県別の平均貯蓄ランキングが総務省より発表されました。

総務省の「家計調査 貯蓄・負債編 二人以上の世帯2020年4~6月期」(都市階級・地方・都道府県庁所在市別)より

1位は、高額所得者も多いので当然の結果ともいえる東京都です。2,378万円です。

47位は、沖縄県は625万円ですが1位との差が1,753万円です。

企業の数、求人、人口などの関係ももちろんありますが、年収にも大きな差があります。

※全国平均/貯蓄額1,748万円(負債額590万円/年間収入637万円)

http://www.stat.go.jp/data/kakei/index.html 総務省統計局HP

https://www.e-stat.go.jp/ 政府統計の総合窓口e-stat

 

お金持ち・成金のイラスト

 

家計相談をおこなっているなかで、収入が高いから貯蓄が簡単にできているとは感じません。一般的なイメージでは、収入が高い、お金がたくさんある、勝手に貯まると思いがちですが、そうではありません。貯蓄が上手だなぁと感じる家庭は、無理をするときと力を抜くときのバランスをとることが上手です。

まず、現状把握がされていて、必要になる額と時期の把握をし、目標設定をされています。そのうえで、毎日の生活のなかでおさえるポイントをご自身で設定しています。すべてのことを将来のためだけにと我慢するとストレスが溜まってしまい、結果、家庭内で小さな争いにつながってしまいます。やみくもにケチケチすることと、節約は違います。

また、みんながやっているという話題の節約方法や貯蓄方法が、ご自身の家庭にあうとも限りません。ご自身にあった方法を見つけることが、貯蓄を上手にする近道です。

全国平均の数字をみて、ご自身の家計の貯蓄額は、これより多いでしょうか、少ないでしょうか。

もちろん、年齢や家族構成、生活状況により貯蓄額や貯蓄のスピードには差があります。また、必要な額も様々です。

すでに家庭の目標貯蓄を達成している方や、あとどのくらいといった年数や額が見えている方も、いらっしゃると思います。一方で、貯蓄がない、貯蓄ができないといった状況の方もいらっしゃいます。

今回の世界的なコロナウィルスの感染拡大の影響で家計のバランスを崩してしまい、毎月の貯蓄ができなくなってしまった、貯蓄を取りくずすことになってしまったなど。収入が減少してしまったのであれば、現状の家計を見直しする必要があります。どのくらい収入が減ったかということは、わかっていても、収入が減少する前のままの生活を続けてしまうと、貯蓄が上手にできないだけではなく、せっかく貯めたものを取り崩すことになってしまいます。

今まで必要だった支出のなかに、今の生活では必要がない金額を圧縮することが可能なものもあるかもしれません。貯蓄上手になる第一歩は、まず現状把握をすることからです。把握ができれば、それから対策を計画しましょう。

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持っている口座の確認をしましょう

こんにちは、オンラインにて子育てファミリーのご相談をおこなっている塙です。

家計管理をおこなううえで、銀行の通帳は毎月確認をするものです。家計簿を細かくつけずに、通帳で確認と管理をおこなっている方もいらっしゃいます。

普段記帳をこまめにする習慣がない場合、身に覚えのない出金があってもすぐには気が付かなかったというリスクもあります。

通帳とキャッシュカードのイラスト通帳を見て青ざめる人のイラスト(女性)

また、ご自身の銀行の口座がいくつあるのかを把握していますか?ご家族はどの銀行に口座を持っているか把握していますか?またその口座は、常日頃利用していますか?

使っていない口座は、今後持っているだけで維持費がかかってしまうような世の中です。

使っていない口座に維持費がかかってしまうなんて、もったいないですよね。家計管理をするうえでも、口座の管理は大事なことです。

またご家族の口座の把握をしていないと相続などが発生した場合に、どこに口座があるのかということを地道に調べなければいけない事態になってしまいます。離れて生活をしているご家族の口座を把握しておくことは、なかなか難しいですが、生活を一緒にしているご家族の口座は、できるだけ把握しておきましょう。

円満な遺産分割のイラスト

 

使っていない口座を持っているだけで、月単位もしくは年単位で手数料が発生してしまいます。また、銀行口座がたくさんあり、給与振り込みや各種引き落としが、あちらこちらの口座で利用していると、家計管理もしにくいです。口座は、ある程度まとめたほうが、手間もはぶくことができ、管理が楽になります。

 

以下がメガバンク三社の口座、通帳に関する手数料についてです。

 

三菱UFJ銀行

2021年7月以降に普通預金口座を開設し、2年以上未利用の場合「未利用口座管理手数料」年間1,200円(税抜)

※2021年6月以前の普通預金口座は対象外

 

インターネット通帳への切り替えキャンペーン前回は初日から2万人を超える申込あり。2021年3月15日までの2回目のキャンペーンでは先着10万名に1,000円をプレゼント。

インターネット通帳のメリット

  1. 最長10年分の明細確認が可能
  2. 記帳、繰り越し不要
  3. 利用条件をみたすとATM手数料が無料

 

三井住友銀行

2021年4月以降に新規開設する普通預金口座でネットバンキング不使用、2年以上未利用、残高1万円未満の場合口座維持手数料、年間1,100円(税込)

通帳は個人法人ともに年額550円(税込)

※通帳は18歳未満と75歳以上は引き続き無料

 

Web通帳のメリット

  1. 最長30年分の明細確認か可能
  2. カレンダーやカスタマイズ機能ありでオリジナル通帳か作成可能
  3. 新規開設の普通預金口座で他行あての振込手数料を2022年3月31日まで無料

 

みずほ銀行

2021年1月18日以降に新規で口座を開設する70歳未満の方、通帳発行1冊ごとに1,100円(税込)

 

みずほe口座&みずほダイレクト通帳メリット

  1. 最長10年分の明細確認
  2. みずほe口座&みずほダイレクト通帳に申し込みをすると5万名に1,000円プレゼント

 

いままでは無料だったサービスですが、この社会情勢の中で銀行さんも収益が下がっているため、今後あらゆる面で手数料を取ることが予想されます。

銀行側の目的はコスト削減です。紙の通帳は1冊、1口座につき年間200円の印紙税を国に支払っています。デジタル通帳は課税がありません。

メガバンクに口座をもっていないから、関係ないと思っている方もいるかもしれませんが、これから他の銀行さんでも同じように手数料を取るようになるかもしれません。

 

「口座維持手数料」はヨーロッパなどではすでに導入されています。お金を預けていて、その維持のために手数料を取られるなんて、すごく損をする感覚におちいります。それなら、タンス貯金をしようかとか、運用などのお金を増やすことに力をいれなきゃとか、考えてしまいます。

通帳の話に戻しますが、通帳記帳は家計管理をするうえでは、大事なことです。今まで通り紙の方が管理しやすいという方も、ネットで問題ないという方も、記帳やネットでの確認は必要なことです。お金の入口と出口、貯蓄残高の確認等でお付き合いをしなければいけないものです。家計管理を上手に進めるために、今まで通りの紙でも、ネットでも上手に使っていきましょう。

嬉しそうに家計簿をつける人のイラスト

口座からお金を引き出す際の手数料については、あたりまえに感じている方もおおくいらっしゃるかもしれませんが、頻繁に手数料が発生する時間に引き出しをすることは、もったいないですよね。お財布にいれておく現金は、必要な額とやりくりをする日数を把握して管理しましょう。

 

三菱UFJ銀行

引き出し・お預入れ

平日・土日祝 8:45~21:00 0円

平日・土日祝上記以外 110円

 

振込手数料

平日・土日祝8:45~21:00 同行同一支店 0円 同行他店 110円

他行3万円未満 275円 他行3万円以上 440円

平日・土日祝上記以外 同行同一支店 110円 同行他店 220円

他行3万円未満 385円 他行3万円以上 550円

 

三井住友銀行

毎月25日26日はすべての取引の手数料無料

引き出し・お預入れ

平日8:45~18:00 0円

平日上記以外 110円 預入れは0円

土日祝終日 110円 預入れは0円

 

振込手数料

平日・土日祝終日 同行同一支店・同行他店 0円

他行3万円未満 220円 他行3万円以上 440円

 

 

みずほ銀行

平日8:00~8:45 110円

平日8:45~18:00 0円

平日18:00~23:00 110円

平日上記以外 220円

土日祝 8:00~22:00 110円

土日祝上記以外 220円

 

振込手数料

同行

平日8:00~8:45 330円

平日8:45~18:00 220円

平日18:00~23:00 330円

平日上記以外 440円

土日祝 8:00~22:00 330円

土日祝上記以外 440円

 

他行

平日8:00~8:45 440円 (3万円未満) 550円 (3万円以上)

平日8:45~18:00 330円(3万円未満) 440円 (3万円以上)

平日18:00~23:00 440円(3万円未満) 550円 (3万円以上)

平日上記以外 550円 (3万円未満) 660円 (3万円以上)

土日祝 8:00~22:00 440円 (3万円未満) 550円 (3万円以上)

土日祝上記以外 550円 (3万円未満) 660円 (3万円以上)

 

預入金額やステージ、ネットバンキングの登録有り無しなどによって、それぞれの銀行さんで、月何回までは引き落とし手数料がかからないなどの優待もあります。普段、時間帯によっては直接、ATMへ足を運んで、さらに手数料もかかってしまうことも多くあります。ご自身の生活サイクルや仕事の時間帯を考えて、利用しやすい銀行選びも大事なことです。

 

 

 

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防災の備えは万全でしょうか

このたびの地震により、被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

日本は、災害大国で地震、台風など多くの自然災害リスクがあります。大きな被害をおこしてしまう天災に備えることは、どこまで可能なのでしょうか。

住んでいる地域の避難場所の把握や、いざというときの持ち出し品の準備、避難せず自宅にて待機の場合は、家族の人数分の水や食料の確保は、各自にて可能なことです。

避難時に持ち出すものは、現金(携帯が使えない場合も想定すると硬貨も)、身分証明書、着替え等ですが、各家庭の状況によっては、さらに準備が必要となります。例えば、私の場合は持病があるため、常備薬とお薬手帳が必要です。(この常備薬が、なかなかの量です。)

備蓄品は、一般的に家族の人数分かける7日といわれていますが、これもまた、なかなかの量です。以前から備えているという方も、再確認をしましょう。非常食などは基本的に期限が長いものが一般的ですが、念のため確認をして、期限切れなども防ぐようにしましょう。

ご家族状況により、備えるものがあるので、リストアップしてみることも大切です。なにかあってからではなく、常日頃から備えていれば、万が一のときに落ち着いた行動ができると思います。

以下のサイトなども参考にしてみてください。

総務省消防庁 地震防災マニュアル

https://www.fdma.go.jp/relocation/bousai_manual/too/tool.html

 

防災グッズリストダウンロード (NHK)

http://www.nhk.or.jp/sonae/goods/index.html

家の中の備え

・非常用品の確認:懐中電灯、携帯用ラジオ(乾電池)、救急用品、衣類、非常用食品、携帯ボンベ式コンロ、貴重品、携帯電話充電器(ソーラー、電池で充電できるもの)

・室内からの安全対策:飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼る。台風の際は飛来物に備えてカーテンやブラインドを下ろしておく

・水の確保:断水に備えて飲料水を確保するほか、浴槽に水を張るなどして生活用水を確保する。

避難場所の確認

・学校や公民館など、避難場所と指定されている場所への避難経路を確認しておく。

・普段から家族で避難場所や連絡方法などを話し合っておく。

・非難するときは持物を最小限にして、両手が使えるようにしておく。

非常持ち出し品を用意しよう リュックサックなどに入れておくもの(例)

・飲料水、乾パンやクラッカーなど、レトルト食品、缶詰、粉ミルク、哺乳瓶

・救急医薬品、常備薬、マスク、生理用品、紙おむつ

・現金(小銭も)、預金通帳など、印鑑、健康保険証、身分証明書、

・下着、タオル、寝袋、雨具、軍手、靴

・ナイフ、缶切り、鍋、水筒、懐中電灯、ラジオ、電池、ロープ、マッチやライター、使い捨てカイロ、ティッシュ、筆記用具、ゴミ袋

・防災頭巾やヘルメット、予備の眼鏡、地図

火災保険の地震保険についてですが、2019年1月に改定がありました。2017年1月に改訂を行って、2度目の改定でした。3度目も予定されています。どうして何度も改定があるのか?何度も保険料が上がってしまうのか?と疑問に感じていらっしゃる方も多いと思います。

2011年東北大震災のあと震度5以上の地震があちこちで起こるようになりました。そのような状況下にあって全国平均で大きく引き上げが必要になっているのです。しかし、一度に保険料を上げてしまうと、加入者の負担が大きくなってしまう。地震保険そのものの加入率が低くなってしまう。などの心配があることから3段階に分けて改訂を行うことにしています。

過去の改定の際に、火災保険の見直しを行い補償の追加、適用可能な割引がある場合は、利用するなどをおこなったご家庭も多くあります。まだ、補償内容を確認したことがないという方は、一度ご自宅などの火災保険の証券を確認してみましょう。必要であれば見直しを検討しましょう。

近年地震だけでなく、台風や爆弾低気圧などによる水害、風災、雪災が多くなっています。

自然災害を完全に防ぐことは、不可能なことですが、できる限りの備えは必要です。ご自身とご家族を守るためにも、常日頃からできる限りの備えはしておきましょう。

 

 

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携帯電話のプランは現状にあっていますか?

 こんにちは、オンラインにて子育てファミリーのご相談をおこなっている塙です。

 

 家計のお金に関するご相談は、目的や現状の心配なこと、またご家庭の状況によっていろいろなケースがあります。

 教育費や老後資金のため、もっと効率良く貯蓄をしたい。現状の家計に余裕がないので、余裕をもつよう家計を見直したいなどといったご相談が主です。

 

 すでに家計簿をつけていて、ご家庭の家計状況を可視化できている場合、見直しをしたい、したほうがいいのかもと気になる支出項目があると思います。

 ご家庭によって、これだけはゆずれないという項目は、無理に見直しをして、削減、節約をすることは避けましょう。まずは、見直しをしやすいところから手をつけたほうが、ストレスを感じることがありません。

 

 家計費のなかで、支出割合が大きいものは、住居費、保険料、自動車関連の維持費、通信費、光熱費などをあげることができます。教育費ももちろん支出割合が大きいものですが、ゆずれない項目になるので、ここでは見直し項目からはずします。

 

 一般的には、住居費が最も大きな割合を占めます。住宅ローンを組まれている方も、賃貸の方も大きな支出割合を占めます。住宅ローンは、借り換えで見直しができる場合も多いですが、賃貸の場合は、すべての人が見直し可能とはいえません。保険料や自動車関連は、大幅な見直しが可能な支出項目になりますが、今回、注目をしたい支出項目は、一人一台、すべての人が持っているといってもおおげさではないあれです。そう、携帯電話です。

携帯電話で話す女性のイラスト

 

 私が子どもの頃は、携帯電話をもつなんてことはない時代でしたが、今はお子様にも持たせているご家庭が多いです。ご家庭によっては、高校生になったら持たせるなどルールはそれぞれですが。

そう考えると、今はお子様の通信費の負担も必然になってきていて、昔に比べると悩ましいところですね。通信費だけでなく、学習上タブレットやパソコンも必要な時代ですしね。

 いまでは、多くの人が当たり前のように持っている携帯電話です。この携帯電話のひと月あたりの平均利用料金は、一人当たり6,000円から7,000円といわれています。

 あくまでこれは平均値です。

 『日本の携帯料金、通信費は高すぎる!』との発言から、大手三社では、大幅な値下げプランを発表しましたね。

 

 料金プランを値下げすることで、経済的な影響や開発の遅れなども指摘されていますが、消費者の立場からすると、同じような内容であるなら、安いほうが家計に優しく嬉しいものです。

 

現在、発表されているプランは以下のものです。

docomo

 

プラン名 ahamo

月額2,980円(税込3,278円)

データ量20GB

国内通話は1回あたり5分以内かけ放題

5分を超えると30秒ごとに20円の通話料金

ドコモ割、ドコモ光のセット割適用外

https://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/pages/210114_00.html

 

ソフトバンク

プラン名 SoftBank on LINE

月額2,980円(税込3,278円)

データ量20GBLINEデータ使い放題

LINE20GBのデータ容量に含まれない

国内通話は1回あたり5分以内かけ放題

5分を超えると30秒ごとに20円の通話料金

家族割、セット割の適用外

https://www.softbank.jp/mobile/special/softbank-on-line/

 

au

プラン名 povo

月額2,480円(税込2,728円)

データ量20GB

かけ放題プランの追加あり

かけ放題プランがついていないため、国内通話は30秒ごとに20円かかる

家族割、au光回線割引適用外

https://povo.au.com/

 

月額の料金だけを見ると、既存で利用しているものより、はるかに割安となっています。

気になる点は、通話料金についてです。普段、あまり通話をしない、LINE通話しか利用しないなどの方は、データ量20GBでこの価格は魅力的です。お仕事やプライベートで通話をよく利用するという方には、どうでしょうか。30秒ごとに20円、、、。30分以上通話したら1,200円~、、、。お仕事で利用している場合、5分以内で通話を済ませるのは、なかなか難しいです。また、LINE通話が可能とも限りません。そうなってくると、かけ放題プランは必要だなぁと考えてしまいます。

 

 新プランへの申し込みは、オンラインのみですが、すでに多数の予約があるとの報道がありました。

 なかには、新しく発表された各社のプランが、自分のスタイルには、あわないなぁという方も、いらっしゃることでしょう。そういう場合も、再度現在の契約内容を確認してみましょう。データ量が過大なものや、いろいろなオプションをつけているけれど、必要のないものがつけっぱなしになってしまっている場合もあります。最近では、テレワークで家にいるため、データを4G回線で利用することなく、Wi-Fiで間に合っている方もいらっしゃると思います。

 今までだと5G以上毎月利用していた方でも、ここ数カ月1Gでおさまっているかたも多いのではないでしょうか。

先日、某携帯ショップの店員さんとお話する機会があったのですが、ひと月に20GBでもぜんぜん足らないとの発言がありました。動画ではなくゲームを頻繁にする関係上との理由でした。こういった趣味で利用している方は、通信費については、ゆずれない支出になると思いますが。

 

 仕事やプライベートに支障がない方は、思い切って各社の新プランへの変更を考えてみましょう。

 変更すると、かけ放題がネックになってしまう方も、既存の契約内でのデータ通信プランの変更を考えてみましょう。1Gでおさまる場合、数千円の圧縮が可能です。また不要なオプションは、はずしましょう。

 

 仮に4人家族で月に4千円から5千円の節約が可能な場合、年間で48,000円から60,000円の節約が可能です。

携帯のプランの見直しは、住宅ローンの見直しや保険の見直しとは違い、そう難しいことではありません。見直しをすれば、簡単に節約、支出の圧縮が可能です。通信費で数千円の圧縮が可能であれば、やみくもな食費の節約に走る必要もありません。普段使うお金のやりくりも、もちろん大事ですが、一度見直しをすると、効果が持続する通信費を見直すことをお勧めします。そう難しいことではありませんので、時間に余裕があるときに、現在の契約プランの確認をしてみましょう。

 

 

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