住宅ローンの金利を知っておきましょう

 

オンラインにて子育てファミリーの家計相談をおこなっている 塙 です。

 

 

まだまだ寒い日が続きます。体調管理に気をつけてお過ごしください。

 

生活必需品や光熱費の高騰が続いています。住宅ローンの金利についても、今後上がることが予想されています。

 

住宅を購入することは、人生の一大イベントです。

なかには、様々な事情で、買い替えや住み替えをされる方もいますが、多くの場合は、そう何度もあるイベントではありません。

大きな買い物のため、購入する時期を慎重に検討しましょう。

持ち家、賃貸どちらにも、メリット、デメリットがあります。

 

賃貸のメリット

住んでいる物件の老朽化や設備の故障などは、物件の所有者であるオーナーが費用を負担してくれます。ご自身の過失などがない場合は、費用が生じる可能性は少ないです。

また、災害で建物に被害が出たときも、修繕費はオーナー負担です。万が一、被災して住めない状態になってしまった場合は、住めるようになるまで家賃の支払いもなくなります。ご自身の家財は、補償してもらえないため、ご自身で火災保険に加入して備えておく必要があります。

*住宅ローンがないため、破綻リスクをおさえることができる。

*メンテナンスコストや突発的に発生する災害のリスクをおさえることができる。

*家族構成などの変化に応じて、その都度ライフスタイルに合った広さ、家賃の物件に引越しができる。

*隣人とのトラブルが起きてしまった場合も、気軽に引越しをすることができる。

*収入が減少した場合、家賃の安い物件に変わるという選択が可能。

*希望どおりでなくても、家賃を抑え、そのぶん貯蓄をすることが可能。

 

賃貸のデメリット

賃貸で暮らしていく場合、家賃の支払いが一生続くことになります。

購入をしたほうがいいのか?と多くの方が考えるのも、この点が大きな理由にあたります。

保険でいうと、掛け捨てタイプに感じるようです。掛け捨てタイプには、掛け捨てタイプの良さがありますが。

そのため、貯蓄をしっかりとしていないと家計の収支が悪化した場合、最悪の場合は老後破綻になるおそれがあります。

また、歳をとり、手すりなどが必要になってしまっても、賃貸は内装や間取りの仕様変更ができません。資金を確保していれば、状況に応じた高齢者向け住宅への転居も検討することができます。

*家賃を払い続けなければならない精神的な不安。

*改築、壁に穴を開けるなど自由にリフォームすることができない。

マイホームを買った男性のイラスト

持ち家のメリット

持ち家は、住宅ローンを完済すれば、住居費の負担が少なくなります。固定資産税や修繕費用は必要ですが、賃貸のように毎月家賃を支払う必要がなくなります。

また、持ち家であれば、リフォームやリノベーションが自由にできます。家族構成やライフスタイルの変化に応じて自分に合ったものへ、リフォーム工事が可能です。

老後の生活費が不足したときに資金調達手段として活用できる選択肢もあります。

*長生きすればするほど、住居費の負担が少なくなる。

*自分の家を手に入れたという満足感。

*自由にリフォームができる。

*最初からバリアフリー仕様で建てられる。

*社会的信用。

*世帯主に万が一の事態があった場合、団体信用生命保険に加入していることで住宅ローンの支払いがなくなる。ペアローンの場合は異なります。

 

持ち家のデメリット

地震や台風などの天災で被害を受けた場合、修繕費用を自身ですべて負担する必要があります。そのためには、保険の加入も検討する必要がありますし、その費用が発生します。また、修繕費用は保険金ですべてをまかなうことも可能かもしれませんが、被害の状況によっては、住める状態になるまで時間がかかります。数年ごとの修繕費やメンテナンス料も必要です。

*家を買うための高額な費用が必要になる。

*家族構成やライフスタイルの変化があっても簡単に引っ越しができない。

*家を売却しようとしたときに、思っている金額で売れなかったり買い手がつかなかったりすることもある。

 

住宅を購入した場合、住宅ローンをしっかりと計画的に支払っていけるかどうかも重要なことです。

住宅ローンには、金利が一定の固定金利と変動する変動金利の2種類があります。ローンを利用する際にはどちらかを選択します。

変動金利

変動金利は、固定金利よりも金利が低いため、選択する方が多くいらっしゃいます。

元利均等返済では5年ルールがある。

5年ルールをの場合は、金利が上がっても5年間は返済額が変わりません。

これは、本来支払うべき利息がなくなるわけではありません。返済額が増加した分は未払い利息として残ります。

125%ルールがある。

125%ルールとは、月々の返済額の上昇幅は前回支払額の125%までというルールです。

金利が急上昇した場合、そのまま金利が上昇するとローンの返済が困難になりますが、上昇幅が抑えられることで返済への影響が軽微になります。

本来支払うべき利息がなくなるわけではありません。

変動金利の最大のメリットは、金利の低さです。

変動金利の金利設定は、固定金利よりも低いですが、金利が変動すると返済総額が変化します。毎月の返済額が変わってしまうと、当初の返済計画通りにいかなくなるかもしれません。金利の変動によっては、金利が低い商品への借換えを検討しましょう。

借り換えの際には、事務取扱手数料、登記関連費用などの諸費用がかかります。

余裕資金がある場合は、金利が上がってしまう前に繰り上げ返済をすることを検討しましょう。金利が低いうちに返済できれば、金利上昇のリスクを抑えることができます。

金融機関によって、繰り上げ返済時に発生する手数料の有無や金額が異なります。

 

ひと昔前とは違い、共働き世帯が多くいらっしゃいます。そのため、ペアローンを利用されている場合も多くあります。

共働き夫婦のイラスト

ペアローン

メリット

借入可能額が大きくなるため、物件の選択肢が拡がる。

夫婦で活用して、住宅ローン控除の節税効果を得ることができる。

返済方法、期間を夫婦でそれぞれ設定できる。

 

デメリット

諸費用が二人分かかる。

団体信用生命保険の効果が限定される。

単独ローンでは、契約者が死亡した場合、保険で住宅ローンが完済されます。ペアローンの場合は、死亡した契約者の分だけが団信から充当されます。ローンが残るため返済を続けなければなりません。

収入の減少リスクがある。

住宅を購入するタイミングは、結婚や妊娠といった人生のイベントといえる時期が多いです。

現在の収入を基準にして返済計画を立ててしまうと、産休や育休中には必ず収入が減少するので、家計が苦しくなるおそれがあります。また、子育てをしながら以前のように働き続けられるとは限りません。

住宅ローンは、長期にわたるものです。ここ数年のコロナによる経済影響など、人生には、予想もしないことが起きる可能性があります。

また、今の収入や、健康が永遠に続く保障もありません。

しっかりとした資金計画を検討しましょう。

無理をしてしまうと、生活自体に影響がでてしまいます。家族が幸せに暮らすために住宅を購入するはずです。それを忘れないようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

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家計簿をつけましょう

 

オンラインにて子育てファミリーの家計相談をおこなっている 塙 です。

 

2023年の干支(えと)は癸卯(みずのとう)です。

癸の水は卯の木を育てる、関係です。

コロナウィルスの感染拡大の影響で、私たちの生活には変化がありました。

体調面や経済的に大変だった方もたくさんいらっしゃると思います。

その状況から、少しずつですが、動き出しています。コロナを根絶することは、難しいですが、経済活動を再開しています。

 

2023年は、水を得て木が育つように、新たにはじめたことが大きく成長する年になるといいですね。

書き初めをするウサギのイラスト(卯年)

卯(うさぎ)年は、飛躍、向上、家内安全、豊作、実りが期待できる年と言われています。

新年に目標を決めて、目標を達成するためには、何が必要か?など考えてみましょう。

 

今年の目標はたてましたか?

家族とご自身の健康。

仕事でのスキルアップと収入アップ。

趣味を見つけることや、その充実。

などなど、あることでしょう。

 

目標を立てたなかに、貯蓄!という方も多いかと思います。

学費のため、夢をかなえるため、老後の安心のためなど理由は様々です。

共通して意識して欲しいことがあります。

無理なく、できるだけ楽しく続けていける方法を見つけることです。

やみくもに節約!節約!では、辛くなってしまいます。

また辛いと持続できず、結果的に目標達成することも難しくなってしまいます。

貯蓄を上手に進めるためにも、ご自身にあった家計管理の方法を見つけましょう。

 

 

 

まだまだ、いろいろなものの値上げが続いています。

物価があがるのと比例して、お給料も増えればいいのですが、なかなかそうはいかないですね。値上げに負けない家計を作り、収支を把握しましょう。

 

 

家計管理を上手におこない、貯蓄をするために家計簿があります。

 

昨年は、家計簿をつけることを続けて、目標額の貯蓄は成功しましたか?

また、家計管理が上手にできていない方は、今年は家計簿をつけてみましょう。

嬉しそうに家計簿をつける人のイラスト

新年は、家計簿をつけよう!と決めてスタートする方も多くいらっしゃいます。

ご自身にあった家計簿でない場合、つけることが嫌になり、結果的に家計管理が上手にできなくなってしまうこともあります。

 

家計簿の種類

①       スマホのアプリ

②       市販の家計簿

③       市販のノート

④       パソコンでの管理

 

 

まずは、ご自分が使いやすいもの、生活スタイルにあったものを使いましょう。

無理のある方法だと家計簿をつける行為そのものがめんどうになってしまい続けることができなくなってしまうこともあります。

 

最初は、支出の金額は把握してほしいので、日々の生活のなかで 負担になるような方法は避けましょう。

 

 

市販の家計簿は、細かく記入項目が多いものもあるので、普通のノートのほうが自由度が高く使いやすいです。

費目で迷ってしまうことも多いので、決まった費目にあてはめるよりは、自分で分かる費目分けで十分です。

真面目な方ほど費目で迷ってしまうと疲れてしまい、つけることが嫌になってしまうこともあります。

これは、お金の使い方にも言えることで、節約を考えるあまり一円でも安くとか、欲しいものや必要なものまでケチケチしてしまい、生活の質を落としてしまうことにもつながってしまいます。

 

家計簿をつけるのは、夢や目標の達成のためです。

家計を把握し、ゆとりをもち、豊かな生活をするためでもあります。

 

ゆとりある家計を維持するためにも、あまりにもしめつけすぎては、いけません。

家計を把握し管理することが、自然と身につけば貯金、貯蓄は上手にできるようになります。

 

 

また去年続かなかった、過去に失敗した方法は避けましょう。

失敗の理由には、以下のようなものがあります。

 

給料日が不定期で、どこで締めるかわからなくなってしまった。

市販されている家計簿のほとんどのものは、ひと月単位で1日から31日までが1ページとなっているため 自分の都合での区切りがつけにくいです。

給料日が不定期だったり、複数回に分かれる場合は、日付が自由に記入できるものを選びましょう。

 

貯金をした経験がないため、難しく感じてしまう。

最初からうまくいかない場合、残高が思ったより少なかった場合、続けることがつまらなくなってしまいます。

繰り越し、残高の記入のしばりがないやり方で、続けてみましょう。

 

費目分けが不得意、またはよくわからない。

決まった費目に、あてはめようと考えすぎてしまう。家計簿の費目は自分でわかるものでいいです。

記入が自由にできるものを選びましょう。

 

 

 

ライフイベント表を作ってみましょう。

わかっている範囲で、予定や目標を記入した一覧作りましょう。

いつ頃、どのくらいの費用がかかるかなど、おおまかでも目にみえるようにしましょう。

 

 

家計簿をつけるとどうなる

*お金の流れがわかる。

*無理なく節約できるようになる。

*預貯金が増える。

*使えるお金、使っていいお金が把握できる。

 

家計簿はつけることが目的ではありません。

家計簿つけることで、自分の家庭の収支を把握し管理することにこそ意味があります。

毎日の生活をきりつめて、ケチケチして過ごすのは、つまらないです。生活の中でお金に余裕がないと心までゆとりがなくなってしまいます。

楽してとは言いませんが、肩の力をぬいて楽しく家計管理をしていきましょう。

 

子供の教育資金を準備したい、マイホームを購入したい、老後の資金についても準備をはじめたい、旅行にいきたい、欲しい服やバックがある、などなど。

なにかを手にする手段、ツールとしてお金が必要となります。

そのお金を管理するために、家計簿をつけるという方法があります。

 

ひと月の収入は、おおよその金額を把握されていると思います。

しかし、使っているお金についてはどうでしょうか?

お金が貯まらないと嘆いている方の多くの問題点はここにあります。

 

収入が少ないから、貯められないとおっしゃる方もいます。

たくさん収入があれば貯められると。しかし、今あるお金を上手に管理できないようでは、どれだけあっても同じではないでしょうか?

家計管理をしていない、収支を気にしない状況では、たくさん収入があれば、あったなりにまた使ってしまうものです。

今あるお金を上手に使えてこそ、家計は変えることができます。

うまく家計簿をつけることで、自分の家計を把握、管理し、ゆとりある生活を目指しましょう。

 

 

また、家計管理をおこない、収支を把握することで、どのくらい投資に使ってもいいかを知ることもできます。

投資に使っていいゆとりの金額を把握しないまま、運用してしまうと、生活費に影響が出てしまうかもしれません。

 

家計簿を上手に使い、家計の状態を把握することで、貯蓄は無理なくできるようになります。

ご自身やご家族がどういう支出傾向があるのか、生活に無理をせずどのくらいなら貯蓄、投資できるのかなどを知ることができます。

 

家計がどういう状態かを把握せずに、やみくもに節約!節約では疲れてしまいます。

ゆとり資金をもっておくことは、大事なことです。

人生においては、様々なイベント、または予期せぬ不測の事態も起こりえます。

一つのリスク管理ともいえますが、突然の事態にも対応できるようであってほしいからです。

 

無理なくできる家計管理の方法を見つけましょう。

 

 

 

 

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お年玉はお金のことを教える良い機会です

 

オンラインにて子育てファミリーの家計相談をおこなっている 塙 です。

 

今年もあと数日です。体調管理をして、元気に過ごしましょう。

年末年始は、出費がかさんでしまう時期です。

帰省の費用や、初売り、お年玉といつもとは違う出費があります。

 

お年玉のイラスト「ぽち袋」

大人にとっては悩ましいお年玉ですが、お子様にとっては楽しみなものです。

お年玉は、お金の教育のチャンスです。

普段からお小遣いで、お金を管理することを教えているご家庭もあると思います。

お子様に、管理をさせることは、まだまだ不安というケースもありますが、少しずつでも、お金のことを教えることは大事なことです。

失敗もするかもしれませんが、それも勉強です。

大人になってからのお金の失敗は、取り返しのつかないこともあります。

 

お金のことを知っておくと、将来大人になったときに家計管理がきちんとできるようになります。

お金の教育を行うことで、将来大人になったとき、しっかりと家計管理ができるようになります。お金を無駄遣いしてしまうことを防ぐだけでなく、お金の使い方もきちんとできるようになります。お金は、きちんと使えることが大事なことです。目的に対して、妥当な金額なのか、タイミングは間違っていないのかなど見極めることができるかそうでないかは、生活をしていくうえで、大切なことです。

子供のうちから正しいお金とのお付き合いをしていれば、大人になってからも上手にお付き合いすることができます。

 

 

お金のことを知らないと困ること

金銭感覚が身につかない。

お金の使い方がわからない。

収支が理解できない。

税金や年金などの制度が理解できなくなる。

医療や介護の制度がよくわからなくなる。

老後の資産形成ができなくなる。

 

 

お金のことを教えることで、お子様自身でお金とのお付き合いを考え、行動することへとつながります。

お金の使い方、稼ぎ方を考えられるようになるため、自立するメリットもあります。

持っているお金で、欲しいものを欲しいままに買うのか、状況によっては、時には我慢することが必要なのかなどを考え、行動できるようになります。また、欲しいものを買うには、お金が不足する場合は、何が必要なのか、どうすればいいのかなどを考えるきっかけにもなります。

お金とのお付き合いが、上手くできないと、適切な使い方がわからないだけではなく、増やし方、稼ぎ方も上手にいかないかもしれません。

 

 

普段から、すでにお小遣いを渡していて、お金のことを教えているご家庭もあることでしょう。

お小遣いのルールは、各家庭によって様々です。

例えば、お手伝いをした際に、渡す方法があります。

お子様が欲しいものを、欲しいままに買い与えてしまったり、お金を渡していると、そういうものなのだと思ってしまうかもしれません。

お金は無限にあるものではありません。

お手伝いなどの労働対価としてお小遣いを渡すことによって、お金を得るためには対価が必要であることを自然と学ばせることができます。

 

お金が、なにかお手伝いをした対価であることを理解すると、お金が不足する場合は、もっとお手伝いをしなければいけないと考えることへもつながります。対価が必要なことを理解すると、手元にあるお金を大切に使おう、よく考えて使おうというふうに意識することにもなります。

 

お小遣いは、ひと月にいくらと決める場合や、なにかお手伝いをした場合や成績アップの場合に渡すなど、家庭によって様々です。

どのケースでも、どこまでをお子様に管理させたいのかを最初に決めることも必要です。

また、収支を理解し、計画性を持ってもらうためには、お小遣い帳も有効なアイテムです。

 

大人がつけている家計簿ほど、細かくする必要はありませんが、なににいくら使っているのかなどを目で見ることで、お金の使い方を知り、金銭感覚を身につけることができます。

 

また、欲しいものが高額な場合など、そのためにはいくら必要なのか、どのくらいの期間が必要なのかなどを考える計画性を養うこともできます。

以前セミナーに参加された方で、幼いころからお小遣い帳をつけるように教えられて、大人になってからも家計簿をつけているという方がいらっしゃいました。

子供の頃に、残高などが合わない、使途不明金がある場合に、次のお小遣いが減額されたそうです。そのため、しっかりと収支をつけ、お金と上手にお付き合いできるようになったとお話されていました。

 

お年玉は、お子様からすれば高額なものです。普段のお小遣いと違い、大きなお金です。

一般的には、お年玉の平均額は2万円と言われていますが、家族状況、年齢によりもっと高額なことも多くあります。

そのお年玉をお子様に管理させたいのか、親が預かり管理するのか、お子様の状況にもよります。

 

普段から、お小遣いなどでお金と上手にお付き合いできていそうなら良いのですが、そうではない場合、一緒に相談、管理することも必要です。

 

まだ、お金のことを教えることをはじめていない場合、お年玉はお金のことを教える良い機会です。

お金の教育には、計画性や使い方を学ぶことが必要です。

お年玉を親が全額預かってしまいそのままにしてしまうのは、学ぶ機会をのがしてしまうかもしれません。

お年玉がいくらあったのかを一緒に把握して、使い道などを相談しましょう。

今までお小遣い帳を使っていない場合は、この機会に使ってみましょう。

 

お小遣いのイラスト

お小遣い帳

楽しくつけられ、続く方法を一緒に考える。

いくらあるのかを明確にする。

欲しいものや、やりたいことなど目的を決める。

一緒に管理、相談をする。

大人の家計簿のような完璧さをおしつけない。

 

子供のうちからしっかりとお金のことを学ぶことは、これから生活していくうえで、お子様自身にとってなによりの財産になります。

 

 

 

金融庁 うんこお金ドリル

https://play.unkogakuen.com/manabi/game/fsa/

 

 

 

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貯蓄体質になりましょう

 

オンラインにて子育てファミリーの家計相談をおこなっている 塙 です。

 

今月12月といえばクリスマスですね。

家族そろって外食や、お家でホームパーティーという方も多いのではないでしょうか。さて、この出費は例年通りでしょうか?家計管理をしっかりとされている方は、あらかじめ使っていいお金、使えるお金を準備されています。

せっかくだし、イベントだしと散財することがないように、使っていいお金をきちんと把握してから使いましょう。

 

そして、クリスマスが過ぎると、あっという間にお正月がやってきます。

お年玉やおせち、手土産など出費はまだまだかかります。

 

出費が抑えられるのであれば、ゆとりのでたお金を他の支払いや購入にあてたり、貯蓄へ回したりもできますね。

 

 

出費を削るというイメージではなく、これから必要になる子供の教育資金や ゆとりある老後資金、または旅行の費用や欲しいものを購入するための貯蓄など楽しいことを想像しながら家計管理を行いましょう。楽しくないと自然と続かなくなってきてしまうので、目標や夢を明確にしたほうが家計管理は上手にできるようになります。

生活を楽しみながら、自然と貯蓄ができるようにしましょう。

 

皆さんは、毎月の収入と支出は把握していますか?

多くのサラリーマン家庭の方は、毎月の収入は把握できているのではないでしょうか?

家計管理が、上手くいかないという方の多くは、支出の把握ができていない場合が多いです。

ご自身やご自分の家計が、何にお金を使っているのか把握できていないと、思っているよりも貯蓄ができなくなります。

無駄使いはしていないはずなのに、なぜか手元に残るお金が少ない。

これは、使ったと思っている金額と実際の金額に、ブレが生じているからです。

ブレを知るためには、まず家計簿をつけてみましょう。

 

 

たくさんお金があれば、あれやこれや考えたりしなくていいのではないか?

収入がたくさんあったとしても、お金とうまく付き合えていないのなら、いくらあっても同じです。

意識しないで、お金を使っていれば、どれだけあってもお金は流れていってしまいます。

収入を増やすということも家計が楽になる一つの方法ですが、まずは 現状の収入でうまく管理することを考えてみましょう。

 

なんとなくコンビニに行く習慣はありませんか?

生活のなかで、どのくらいコンビニを利用していますか?

家や職場から近いからと、コンビニで習慣的に買い物をされていませんか?

 

コンビニの商品は、基本的に定価です。

 

コンビニとスーパーで同じ商品の価格を比べてみると、かなりの差があります。

少しの買い物では、あまり気にならなくても、積み重なっていくとかなりの

金額差が生じます。

 

出勤前や帰宅時にコンビニに寄るのが習慣になっている方は、つい不要なものを購入している可能性が高いです。これらが習慣になっていると、いつまでもお金が貯まらなくなってしまいます。

必要な物だけを購入するようにするなど、日々の生活で、自分の習慣を見直すだけでムダ遣いを防ぐことができます。

生活していくうえで、余った分は貯金しようという考えでは、なかなかお金は貯まりません。

貯蓄上手になるためには、収支を把握し、どのくらい貯金できるのか、貯金しなきゃいけないのかを知ることです。

まずは、家計の流れを把握することから始めましょう。

まずは、10万円、50万円、100万円と具体的な目標額を決めることが貯蓄への第一歩です。

 

給料日までまだ何日もあるのに、残金が不安で給料日が待ち遠しい。

財布にいくらあるか、口座にいくらあるか把握していない。

大きな買い物はしていないのに、お金に余裕がない。

財布にお金がない人のイラスト(女性)

当てはまる方はいませんか?

貯蓄が苦手な方は、お金の管理が上手にできていないことが多いです。

必要だから、少額だからと出費をくり返す習慣が原因で、貯蓄が上手にできなくなってしまっているかもしれません。

 

 

貯蓄上手になるためには、家計簿をつける。

使っていいお金の把握をし、自分で貯蓄できる金額を知りましょう。

 

クレジットカードと上手にお付き合いできていますか?

 

クレジットカードは、お財布にお金がなくても欲しいものが手に入るアイテムです。

引き落とし日までに、お金を入金すればいいとか、給料日のあとに引き落としだから、今お金に余裕がなくても大丈夫と買い物をしていませんか?

クレジットカードと上手にお付き合いできていない場合、収入より支出が多いといったケースが見られます。

 

また、クレジットカードの支払いを常に分割やリボ払いにしている方は、利用方法の見直しをしましょう。

お財布に余裕がなくて、クレジットカードを利用している方、さらにリボ払いに

している方は、まずは正常な家計状況に戻すように意識しましょう。

 

リボ払いの支払方法には、残高支払い方式と定額方式があります。残高支払方式は、決められた支払残高のランクにより毎月の支払額が増減するもので、支払残高が増えると、毎月の支払額も増加するものです。

定額方式は、支払残高に関係なく毎月一定の支払額を支払うもので、支払残高が増えても 支払額は一定ですが支払期間が延びるというもので、もちろんその間、手数料が発生します。

気軽に利用できて、月々も無理なく支払が可能なことはメリットなのかも知れませんが、リボ払いのデメリットは、支払わなければいけない金額が、いったいいくらあるのかということをきちんと把握できていないケースが多いところです。残高に対して金利がかかるので、リボ払いの金利負担を抑えるためには、余裕のある時に、早めに多く支払ったほうがいいです。

 

家計管理を見直すうえで、現状のカードの利用方法も考えて、上手にお付き合いをしましょう。

 

ストレスがたまったからと買い物をするのはやめましょう。

普段無理な節約を繰り返していると、その反動で買い物をしてしまう場合があります。

これでは、結果的に上手に貯蓄をすることは難しいです。

ストレスをためすぎない家計管理を目指しましょう。

 

 

今、なかなかゆとりが見つけられず、貯蓄ができないという家計ならなおさら 何も行動を起こさないなら、何も変わりません。また、現状を維持することすら難しくなってしまうということも起こりえます。

 

家計の収支を把握するシンプルな方法は家計簿です。

今の時期、書店にたくさん並んでいます。家計簿をつける方法は、市販のものを購入して使用する、普通のノートに記入する、アプリを利用する、パソコンのエクセルで管理する等々、いろいろあります。何を使って家計管理をしたほうがいいのかというのは、各家庭の生活スタイル、収支の規則性やくせによって、様々です。こういうものが使いやすいといった目安はありますが、人によっては、生活のリズムにあわない場合や、その方法が楽しくなくて続けられないなら意味がありません。

 

大事なことは家計簿をつけることではありません。つけることで、収支の把握をし貯蓄上手になることです。

やみくもな節約に追われるのではなく、お金の使い方を把握し、お金とうまく お付き合いをし、無理をせず、自然と貯まる貯蓄体質への一歩を踏み出しましょう。

 

 

 

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年末調整の時期です

 

オンラインにて子育てファミリーの家計相談をおこなっている 塙 です。

 

寒暖差の多い日が続いています。

コロナウィルスやインフルエンザの感染も増加しております。

感染対策をしつつ、体調管理に気をつけて過ごしましょう。

 

今年も年末調整の時期がやってきました。

もうすでに、会社で書類の提出を済ませた方も多いかと思います。

 

年末調整とは、給与の支払いの際に所得税、住民税などを源泉徴収されている方を対象とし、その金額を調整、精算するための手続きです。

10、11月頃に会社などを通じて必要な書類の提出をします。

この調整で税金の過不足があった場合は、通常12月、1月の給与で精算されます。

 

 

年末調整が必要な理由

源泉徴収されている金額は、見込みの金額のため、実際の所得と差額が生じます。これを精算する必要があるためです。

配偶者控除、生命保険、地震保険などの保険料の控除、住宅ローン控除などを適用します。

調整後、納税額に払い過ぎがあれば還付金を、不足があれば、追加徴収されます。

 

年末調整

配偶者、扶養対象家族の申告。

生命保険料控除の申告。

地震保険料控除の申告。

小規模企業共済掛金控除の申告(iDeCoの加入者)。

住宅ローン控除の申告。

 

年末調整に必要なもの

配偶者や扶養家族の情報確認。

配偶者控除、扶養控除を適用可能か、配偶者、親族の方の見込みの収入額を確認。

生命保険、地震保険などに加入している方は、支払っている保険料に応じた控除を受けることができます。そのためには、保険会社からすでに送付されている控除証明書が必要です。すでに郵便で届いている時期なので、もし見当たらない場合は、加入の保険会社へ再発行の手続きをしましょう。

 

住宅ローン控除を受けている方は、控除申告書が必要です。これは、1年目の確定申告の後にまとめて税務署から送付されています。

すでに郵便で届いている年末残高等証明書も必要です。借り入れている金融機関から送付されるものです。

はじめて住宅ローン控除を申請する場合は、年末調整ではなく確定申告が必要です。

 

この年末調整は雇用主の義務で、必ずすべての従業員が年末調整の対象になるものではありません。

年末調整の対象になるのは、給与所得者の扶養控除等(異動)申告書を会社に提出していて、12月31日時点で会社に勤務している方です。雇用形態で年末調整の対象になるか、ならないは区別されません。

年末調整を希望しないと言われた場合でも、その方がすでに給与所得者の扶養控除等(異動)申告書を提出している場合は、雇用主は年末調整をおこなう必要があります。

 

年末調整を行う必要がない場合

*給与収入が年間合計で2,000万円を超える方

給与収入が2,000万円を超える場合は年末調整の対象外で、従業員本人が確定申告をおこなう必要があります。

*災害による源泉所得税等の納税猶予、還付を受けている方

給与所得者が災害減免法により源泉所得税、復興特別所得税の徴収猶予または還付を受けた場合は、従業員自身が自分で確定申告を行って所得税および復興特別所得税を精算する必要があります。

*アルバイトなどをかけもちしていて、他社で年末調整を行う方

複数のところから給与を得ている場合、年末調整はどちらかひとつの勤務先でしか受けることができません。

通常は給与を多く得ているところで年末調整を行います。

*給与所得者の扶養控除等(異動)申告書を提出していない方

*今年、中途入社をして、前職の源泉徴収票が提出できない方

年末調整のためには、1年間に得たすべての給与収入の把握が必要です。中途入社した従業員の場合は前職で得た給与の把握も必要です。

そのためには、今年分の源泉徴収票が必要になるので、源泉徴収票を提出できない場合は、年末調整を行うことができません。

*業務委託契約などで「給与」を支給されているわけではない方

給与以外の形で収入を得ている方に対しては年末調整が必要ありません。

 

 

年末調整は年末に行われるものです。以下の条件に該当場合は、年の途中でも年末調整を行う必要があります。

 

*年の途中で海外の子会社、支店に転勤することになり非居住者となった。

*アルバイト、パートタイムで退職し、本年中に支払う給与の総額が103万円以下。(退職後、その年のうちに別の勤務先から給与の支払いを受ける見込みのある場合は除きます。)

 

退職したあとに給与の支払いとは別に不動産等の家賃収入などで合計20万円以上の所得がある場合は、ご本人が年末調整済の源泉徴収票と合わせて確定申告を行う必要があります。

*死亡により退職した。

*心身の障害のために退職し、本年中に再就職の見込みがないと判断された。

*12月に支給されるべき給与などの支払いを受けたあとに退職した。

 

*基礎控除

所得が2400万円以下の方は一律48万円

*配偶者控除

配偶者の合計所得控除が48万円以下の場合に受けることができます。控除の金額は、配偶者が69歳以下の場合、最高38万円。70歳以上の場合、最高48万円。

*配偶者特別控除

配偶者の合計所得金額が48万円以上133万円以下の場合に受けることができます。1万円から38万円。

*生命保険料控除

各保険の契約区分ごとに限度額があります。最高で12万円。

*地震保険料控除

控除金額は最高で5万円。

*扶養控除

合計所得金額が48万円以下の扶養親族がいる場合、対象の親族の場合1人38万円。

*社会保険料控除

1年間に支払った社会保険料全てが控除対象です。

*小規模企業共済等掛金控除

控除金額に上限がなく、1年間の掛け金全てが控除対象です。

*ひとり親控除、寡婦控除

事実婚などは対象外。控除金額は一律35万円。対象者が寡婦の場合27万円です。

*障害者控除

控除対象者やその配偶者、扶養親族が障碍者の場合、原則1人につき27万円です。

特別障害に該当する場合、40万円。特別障害者と同居している場合75万円です。

*勤労学生控除

勤労による合計所得金額が75万円以下で、特定の学校の学生である場合。

控除金額は、一律27万円。

 

寄附金控除、雑損控除、医療費控除は、確定申告が必要です。

確定申告に来た人のイラスト

確定申告が必要な控除

*寄附金控除

寄附金を支払った場合に受けられる控除のことです。

寄付の対象は、定められた要件に当てはまる団体に限られています。

政治団体、認定NPO法人、公益社団法人などに対する寄附金のうち、一定のものについては所得控除と税額控除のいずれを適用するか選択できます。

 

*雑損控除

地震や火事、台風、害虫被害など、自然災害や人の行為が原因となる災害、盗難、横領などによって、資産が損なわれた場合に適用される控除です。

 

*医療費控除

その年の1月1日から12月31日までの間にご自身、生計を一にする配偶者、その他の親族のために医療費を支払った場合において、その支払った医療費が一定額を超えるときは、控除を受けることができます。

医療費控除には、通常の医療費控除とセルフメディケーション税制の2種類があります。

この2つを併用はできないので、控除額が大きい方を選択しましょう。

 

国税庁HP https://www.nta.go.jp/users/gensen/nencho/index.htm

 

年末調整は、毎年のことですが、一年に一回のことなので、記入方法に迷う方も多いと思います。会社から渡される記入例を参考にしながら、記入をしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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