万が一の場合の備え

急に気温が下がり冬らしい寒さの日が続きますね。

先日、少しヒヤッとすることがありました。

お手続きで印鑑が必要だったのですが、保管されている方と連絡が取れませんでした。その方はお一人暮らしの方で、集まっている方たちも 何も聞いていないとのことで あらゆる憶測がとびかいました。

お一人暮らしの場合で、もしかして 部屋の中で倒れているかもということが想像できたとしても、ご家族親族でもなければ 勝手に部屋を開けるわけにもいかないです。大家さんも 心配でもいいですよとは言えないです。基本は、連絡可能な家族の方へ連絡が必要になります。事件性があれば警察への連絡で なにかしら対応していただけるのかもしれませんが。連絡が取れないというだけでは、警察も動いてもらえないと思います。失踪届けなどの話はまた別ですが。

高齢の方で一人暮らしの場合、お子様へ合いかぎを預けているという方もいますし、離れて暮らしている場合、お子様の方から 定期的に電話をしているという方もいます。

結局、連絡はついたので ホッとしたのですが(寝ていたそうです、、、。)、万が一のときにどうするかということを あらためて考えてみました。

ご自身の家族状況、生活状況によって、備え方はたくさんあると思います。お一人暮らしのケースに限らず、災害が起こった場合のことも同等ではないでしょうか。万が一の際の 連絡手段や集合避難場所など、または定期的な備蓄品の見直しなど 多岐にわたりますが、ご家族内で一度 相談してみるのも大事です。

年末年始に 時間にゆとりがあるなら ご家族が同居の方も、そうではない一人暮らしの方も考えてみて下さい。

新原

 

年末に売り出されるあれ

12月に入って今日は最初の月曜日です。

今月中にやっておかないといけないことを、ビジネスマンならあれこれ計画を立てている人が多いと思います。

さてでは家庭ではどんな計画を立てているでしょう?

『不要なものを計画的に処分していく』『大掃除の計画を立てる』

『年賀状の枚数を確認して購入する』

『おもちの予約をする』『おせちを作る計画を立てる』

『年末の買い物の予定を立てる』

『年末・年始の家族の予定を確認して、帰省の予定を立てる』

『年始の挨拶に行くところを検討する』等

たくさんの予定を立てていることだと思います。

さて、年末になるとあちこちの書店や、コンビニで売り出される家計簿も計画のひとつに入っていますか?

購入したものを使う方、ご自身でノートやパソコンで管理されている方、それぞれですが、形にこだわらずまずはできることからでいいのです。

『今年はつけられなかったなあ』という方も来年はチャレンジしてみませんか?

「ずっとつけ続けるのはちょっと・・・。」と思われる方、難しく考えなくていいのです。長くつけ続ければいいというものでもありません。

ご家庭の消費の傾向がわかることがまず第一歩なのです。

来年は少し家計に目を向けて、一緒に家計簿をつけてみませんか?

保険っている?いらない?

朝晩は、だいぶ寒くなりましたね。先日、とある飲み会の席にて 持ち上がった話です。医療保険は必要?必要ではない?という 正解がないテーマです。

なぜ 正解がないのかというと 病気になったり手術を受けた経験があれば、あー保険に入っていてよかったと思っていますし、逆に 自分自身にもまわりの人にもまったく病気の経験がなければ、あー保険料を貯めておけばよかったな-と思ってしまうのではないかと思うからです。

以前にも医療保険については 私個人の考えでブログを書いていますが、医療保険は必要だと考えています。もちろん、保険料の掛け捨てがもったいないし、その分を貯めておけば、不測の事態に対応ができるという理屈もわかります。しかし、保険料を払ったつもりで お金を貯めておいてくださいとお話をして、本当にその分のお金を貯めておくことは 結構難しいように感じます。普段から お金と上手にお付き合いできている方は 貯めておいておけると思います。しかし、そんな上級者ばかりではないのが現状です。

考え付くリスクをすべて 保険で補おうとすれば、莫大な費用が必要です。今の家族状況でどういったことがあれば不安か?困るのか?そして その不安を少しでも軽減して 不測の事態にそなえるために 保険があるのではないでしょうか。さらに、家族、生活、資産等の様々なことを考えて ご自身には 医療保険は必要か そうでないのかを考えてみていただきたいです。

新原

 

 

延命治療

延命治療って漠然としか考えていない方が多いと思います。私も自分自身の延命治療は必要ないと考えていますが、実際にその場になるとどうなるのか?

先月夜中に母から携帯に電話がありました。父が救急車で搬送されたというのです。両親は二人で住んでいますから病院に付き添っているのは87歳の母だけです。そこで、病院の先生から娘に連絡を取るように言われたそうです。その電話で説明を受けたのが現在の父の状態と、延命治療についてでした。

「呼吸が止まった時挿管するのか。心臓が止まったらどうするのか。」などのことを、一通り説明されました。おおまかなところ、父の場合は高齢で対処したところで病院のベットに意識不明で寝ていることが長くなるだけになる可能性が高い、という説明でした。結局延命治療はしないという方針でお願いしました。

そんなに父親の状態は悪いのか!?とびっくりしていると母が「お父さんと話す?」というではありませんか。口もきけない状態なのかと思っていたら、しっかりと「俺は死なないから大丈夫だ。心配しなくていいぞ。」という言葉を聞いて再度びっくりです。

延命治療の話も本人の意識があるなら本人にしてくれればいいものを!!高齢者の言葉は現在の日本では信用してはいけないということでしょうか(認知症等の可能性も考慮の上でしょうが)?自分の命の決定は自分でしていいのではないのかと、また、父の命の決定を娘の私がするのかという疑問を抱いた出来事でした。

幸い父は延命治療をしなくてはならないような状態には至りませんでした。

皆さんはこんな時どう対処されるでしょうか?どう対処してもらいたいでしょうか?

尾田直美

水道光熱費

暑い暑いと毎日ぼやいていたら、いつのまにか涼しくなりましたね。

今年は、猛暑だったので冬は暖冬かなーと勝手に期待していたのですが、猛暑の年の冬は寒くなると聞いて がっかりです。

今年の夏は、エアコンがフル活動だったので、電気代が昨年に比べると高めだったのですが、冬は暖房のフル活動を予想しておかないといけないなっと思いました。

先日からニュースでもとりあげられているように 今後 水道料金の値上がりも段階的におこなわれるようです。もともと水道料金は地域で料金格差があるのですが、今後さらに格差がひらいてしまいそうです。料金格差の原因は、人口や水道管の劣化、管理の問題などです。

値上がりの理由は理解できても、実際の家計予算をオーバーしてしまった場合は、どういう対策を練ればよいでしょうか。

節水をすることも大事ですが、かぎりがあると思います。節水をしても出費の調整が上手くいかない場合は、水道光熱費の予算自体を考えなおしてみることも有効です。家計のやりくり費で余裕があるところを探してみましょう。

家計簿をつけてみると 余裕のある部分とそうでない部分を見つけやすくなります。ずっと変動しない家計というのは、なかなかないです。自身の生活の変化や社会の変化に 適宜対応できるよう やりくりをしていきたいですね。

新原