仕事と生活様式の変化による家計への影響

こんにちは、子育てファミリーの家計相談をオンラインでおこなっている塙です。

季節の変化とともに、コロナウィルスの感染拡大が止まらないですね。感染拡大地域では、Gotoキャンペーンの一時的な停止や飲食店への時短営業の要請などにより、まだまだ我慢が必要な生活が続いています。

業種によっては、仕事量とともに、収入が増えたという方もいらっしゃると思いますが、多くの方から聞こえてくる声は、残業代のカットや業務自体の縮小などによる収入の減少の不満、不安の声です。

家計相談でお話をしていると、収入については把握されている方がほとんどですが、支出を把握していないという方が多くいらっしゃいます。

家計の見直しをする際にまずは、なににいくら使っているのかということを知ることが大事です。今までは、支出の把握をすることが大事でしたが、コロナウィルスの影響で収入が減少したのであれば、収入もどのくらい変わったのかを知る必要があります。

さて収入が減少したことを理解しつつ、支出はどうでしょうか?収入が減少する前と同じように支出を繰り返していませんか?生活の習慣を急に変えることは難しいですが、コロナウィルスの影響で生活様式の変化もあったので、不要になった支出もあると思います。必要なものか不要なものかを知るための方法として、家計簿をつけましょう。家計簿に苦手意識がある方は、ノートに書きだしてみることからはじめてみましょう。

ねんきん定期便を確認していますか?

こんにちは、オンラインにて子育てファミリーの家計相談をおこなっている塙です。

年に一度郵送にて届く「ねんきん定期便」を確認していますか?この「ねんきん定期便」は、消えた年金問題のあとから、発送されるようになったものです。日本年金機構さんが、年金加入の方達それぞれに年金の記録の確認と制度の理解を深めるという目的で郵送しているものです。

以前、「あれ?ねんきん定期便が届いていないかも」という年がありました。届かなかった詳細は不明ですが、日本年金機構さんへ問い合わせをすると、ハガキの再発行はできないということでしたが、同じ内容を確認することができる書類を郵送してくれました。「ねんきん定期便」は、誕生月に届くものですが、誕生月をすぎているのに、手元に見当たらないという方は、問い合わせをしてみることをお勧めします。

ねんきん定期便に記載されている詳細は、50歳未満と50歳以上で異なります。50歳未満の方は、加入実績に応じた年金額で記載されています。この金額は、将来の受け取り見込額ではありません。年金額は確定していないためです。また50歳以上の方の記載は、現在の報酬を60歳までもらった場合という仮定の年金額がのっています。

ねんきん定期便を確認する目的の一つに、現在から残りの年数を考えてできることを探すということがあります。どのくらいの自助努力が必要かということを考える目安になります。また、諸事情により未納期間や免除期間等の年金があった場合、追納を考えることもできます。追納については、支払いができる期間が決まっているので、今から収めることができる期間と金額を検討するのも一つの方法です。追納が可能な詳細については、別途ハガキも郵送されるので、ねんきん定期便とその案内ハガキも確認しましょう。

 

キャッシュレス決済と上手にお付き合いできていますか?

こんにちは、オンラインにて子育てファミリーの家計相談を行なっている塙です。

家計相談の際に、必ずお聞きしていることがあります。それは、「クレジットカードは、どのくらい利用していますか?」という質問です。

最近では、クレジットカードをまったく利用していない、または持っていないという方は、ほとんどいらっしゃいません。便利ですよね、クレジットカードは。便利ですが、上手にお付き合いをしないと、家計のバランスをくずす原因にもなってしまうのが、クレジットカードです。

クレジットカードは、レジでスマートな支払いが可能なことや、ネットショッピングを利用する際に、手数料がかからない、ポイント還元や会員の特典が受けられるなどといったメリットがあります。また、家計管理の上級者の方だと、明細書をそのまま使って家計管理をしている方もいらっしゃいます。上手にお付き合いができている方は、クレジットカードを利用することで使途不明金が、ほとんどありません。現金のみでも家計簿をつけている方は、もちろん使途不明金はありません。

クレジットカードはのこわいところは、実際の収入よりも利用が可能なことです。実際に使っていい予算ではなく、限度額までは利用ができてしまいます。また、後払い決済のため、明細書を見るまで、請求額を把握していない、口座から引き落としをされてから、請求額を知るなどといったことがあります。

また、複数枚のカードをアバウトに利用していると、それぞれの締め日や引き落とし日の管理の手間が発生するため、把握しにくくなるケースもあります。

家計管理の方法は、各家庭のライフスタイルによって様々です。家計管理を上手に行うことで、順調な貯蓄やライフイベントの達成を目指しましょう。

いまクレジットカードを利用していて、家計管理が上手くいっていないと感じる方は、利用の仕方を見直してみましょう。

せっかくの家計簿、つけてるだけになっていませんか?

こんにちは、オンラインにて子育てファミリーの家計相談を行なっている塙です。

ご相談をするほとんどの方が、家計簿をつけていらっしゃいますが、気になる点があります。それは、つけているだけという状態の方が多いことです。家計簿は、家計状況を把握するためには、まずつけることが必要です。そのつけること!の状態だけがずっと続いてしまっています。

最近では、アプリで家計簿をつけている方も多数いらっしゃいます。アプリの場合、撮影しておしまいっという方が、ほとんどです。

もったいないです。

せっかく数ヶ月も記入したり、撮影記録をしているのであれば、その中身を確認、把握、見直しをしましょう。せっかくの家計簿はつけること自体が目的ではないはずです。

ご自身の家庭の状況を把握し、貯蓄できる金額の確認や必要になる金額の確保、またはカード利用による赤字を少しづつなくすための手段として家計簿を利用しましょう。

家計簿をつけたことがない方や、つける習慣がない方には、家計簿をつけ続けることに抵抗があります。そこをクリアして、数ヶ月もキチンとつけているのであれば、次の段階へすすみましょう。

また、コロナウィルスの影響が家計に全く影響していないという方は、少ないかと思います。家計管理の上級者の方も現状を再確認してみましょう。収入が増えた方も、減ってしまった方も、支出の変化を把握しましょう。

 

貯金をどのくらいしたいですか?

オンラインにて子育てファミリーの家計相談をおこなっている 塙 です。

先日、都道府県別「貯蓄額ランキング」が総務省統計局より発表されました。

1位は、東京都の2,254万円でした。高額納税者が数多くいらっしゃいますし、収入自体も全国的に高いので、予想できる結果です。

 この数字をみて、ご自身の家計の貯蓄額は、これより多いでしょうか、少ないでしょうか。

もちろん、年齢や家族構成、生活状況により貯蓄額や貯蓄のスピードには差があります。また、必要な額も様々です。

 すでに家庭の目標貯蓄を達成している方や、あとどのくらいといった年数や額が見えている方も、いらっしゃると思います。一方で、貯蓄がない、貯蓄ができないといった状況の方もいらっしゃいます。

 今回の世界的なコロナウィルスの感染拡大の影響で家計のバランスを崩してしまい、毎月の貯蓄ができなくなってしまった、貯蓄を取りくずすことになってしまったなど。収入が減少してしまったのであれば、現状の家計を見直しする必要があります。どのくらい収入が減ったかということは、わかっていても、収入が減少する前のままの生活を続けてしまうと、貯蓄が上手にできないだけではなく、せっかく貯めたものを取り崩すことになってしまいます。

 今まで必要だった支出のなかに、今の生活では必要がなくなっていたり、金額を圧縮することか可能なものもあるかもしれません。貯蓄上手になる第一歩は、まず現状把握をすることからです。把握ができれば、それから対策を計画しましょう。

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