電気代が数倍に?!

オンラインにて子育てファミリーの家計相談をおこなっている 塙 です。

 

ジメジメとした蒸し暑い日が続いていますね。今年は例年より早く梅雨入りするようです。気持ちまでジメジメしてしまわないように、気を付けて過ごしましょう。

長引くコロナウイルスの感染拡大防止のため、テレワークが当たり前になっている方や、ご自宅で過ごす時間が長くなっている方がほとんどかと思います。

 

光熱費が例年より高いですよね。

暖房を利用しない季節になりましたが、すぐに冷房を利用する季節がやってきます。コロナウイルスの感染拡大もまだまだ落ち着かないので、引き続き自宅で過ごす時間は多そうですね。

 

5月の検針分からは、再生エネルギーの買い取り料金の分が上乗せされ値上げされています。

再生エネルギーの値上げによる電気料金の値上げのブログはこちらをお読みください。

https://switppy.co.jp/2021/03/31/%e9%9b%bb%e6%b0%97%e4%bb%a3%e3%81%8c%e5%80%a4%e4%b8%8a%e3%81%8c%e3%82%8a%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%99%ef%bc%81/

 

 

 

 

この再生エネルギーの上乗せによる電気代の値上がりとは別に、先日、中国新聞が配信した「電気代が8万円、ぎゃー」の記事に大きな反響があったようです。ご覧になった方も多いことと思います。

 

記事になった方は、個人宅ではなくカフェとのことでしたが、8万円の電気代は高いですよね。どうして、こんなことが起こったのでしょうか。

 

このカフェの電気の契約については、新電力の市場連動型プランを利用していたようです。

 

最近では、電力自由化により、大手電力会社から新電力に乗り換えをしたという方も珍しくないことです。

 

乗り換えの大きな理由は、「月々の電気料金がお得になる」という点です。環境を考えてという理由もあるかと思いますが、大きな理由は、電気料金が安くなるからですよね。安くなるはずの新電力で、どうしてこのような高額な請求が発生したのでしょうか。

 

頭にクエスチョンマークを浮かべた人のイラスト(女性)

 

理由としてあげられることは、「火力発電の燃料に必要な液化天然ガス(LNG)の価格上昇」です。

LNGの価格上昇は昨年末からだと資源エネルギー庁は発表しています。

主な原因は、生産国でのトラブルや中国などで発生した寒波の影響などで輸入に支障がでたことなどとのことです。

 

LNG(液化天然ガス)は性質上、長期にわたる備蓄が難しいことに加え、調達が難航しています。

 

日本でも、日本海側を中心に強烈な寒波に襲われました。暖房の使用量が全国的に急増し、市場価格の高騰へとつながりました。

 

日本海側にお住まいの方でなくても、コロナ禍におけるテレワーク、外出自粛などにより各家庭の電気使用量は増加しています。

また話題になったカフェの方の契約プランは、「市場連動型プラン」でした。これは、市場(日本卸電力取引所/JEPX)での電気の取引価格に連動して、従量料金単価が決まるプランのことです。

 

市場連動型プランは、この電気代高騰の影響をダイレクトに受け電気代が急激に高くなってしまうリスクがあります。市場連動型プランについて理解して、電気料金プラン選びの参考にしましょう。

 

多くの新電力は自前の発電所を持たず、日本卸電力取引所(JEPX)などから電力を調達し、消費者に供給をしています。

新電力が大手電力会社よりもお得な料金プランを提供できるのは、卸価格が安く安定している状況が前提でその場合は、使用電気料金も安く抑えることができる仕組みになっています。

 

通常の電気料金単価 :1kWhあたり〇〇円

 

「1kWhあたり〇〇円」と決められている電気プランに加入している人は、普段の生活の中では、電気の仕組みやプランを考えることは少ないかと思います。「1kWhあたり〇〇円」と決まっていれば取引価格の影響を受けて電気代が高くなるという事がないからです。

 

市場連動型:30分ごとに変動する市場価格に合わせて単価が変動。

 

一方、市場連動型のプランで契約する人は、JEPXの30分毎に変動する市場価格に合わせて電気の単価が変動します。JEPXでの取引価格が利用者の電気代にそのまま反映します。そのため、市場で販売される電気が高くなれば、家庭で使う電気代も高くなるということになります。異例の市場価格上昇が起きた場合、消費者の電気料金にも直接影響を与えます。

 

①市場連動型プランは、市場(日本卸電力取引所/JEPX)での電気の取引価格に連動して単価が変わる

②市場連動型プランのメリットは、電力需要が少ない安い時間帯に電気を利用すればお得に利用可能

③市場連動型プランのデメリットは、電力需要が多く高騰する市場価格の影響をダイレクトに受ける

 

 

日本卸電力取引所(JEPX)は、電力の売買を行える国内唯一の卸電力取引所のことです。

各電力会社は、電力の売買を日本卸電力取引所(JEPX)で取引しています。

 

電力自由化以前は、大手電力会社が発電、送電、小売を全ておこなっていました。電力自由化により発電、送電、小売はそれぞれ独立していくことになりました。電力小売全面自由化がはじまると、発電所を所有しない電力会社も日本卸電力取引所(JEPX)で電力を購入し、一般家庭向けの電気プランを販売することができるようになりました。

 

お得プランといって提案されるものが、市場連動型料金プランである場合があります。お得な面(目の前の料金)ばかりに注目するのではなく、市場の状況により価格変動をするという点も理解しましょう。

安さを重要視するのではなく、本当にこのプランで良いのか、ご自身の家庭にあっているのかを判断しましょう。

 

新電力が提示しているプランの中には、市場価格変動の影響を受けないプランもあります。

例えば自社の再エネ発電システムで発電した電気を100%使用するプランであれば、市場の影響を直接受けることはほぼありません。

 

また、プラン変更は必要に応じて、後から可能なのか確認をしましょう。

契約当初は市場連動型料金プランで契約したけれど、状況によっては価格変動が心配になりプランを変更したいと気持ちが変わる可能性もあります。

新電力の契約内容によっては、プラン変更不可、またはプラン変更には違約金が発生するという場合もあります。

契約の際には、念のため確認しておきましょう。

 

電気代の請求書のイラスト

 

コロナ禍における生活では、電気はいつも以上に必要なものです。

そんな電気をなるべくお得に使用するためにも、電力プラン選びは慎重におこないましょう。

自由化で選択肢が広がったことは良いのですが、多すぎて選びにくい、どれが良いのか決められないということもおこっています。

 

 

ご自身やご家族のライフスタイルにあった電力会社を選択しましょう。

 

 

 

 

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iDeCoを上手に活用しましょう

こんにちは、オンラインにて子育てファミリーの家計相談をおこなっている塙です。

子育て世代のご相談の多くは、教育資金のことや、それにともなう子育て資金や生活費のことなどです。

大事なお子様の教育資金ですが、ご夫婦の老後資金について考えておくことも大切なことです。

自助努力をしなさい、しないとまずいとしきりに言われていますが、コツコツと普通預金に預金をすることだけで大丈夫でしょうか。

老後資金を増やすために、検討したいのが、iDeCo(個人型確定拠出年金)です。

 

iDeCoは、国が用意した制度で、日本在住の20歳以上60歳未満の人なら原則、誰でも加入ができます。

毎月、一定額を「掛け金」として特定の金融商品(投資信託、定期預金、保険)を購入し、積み立てていく仕組みです。

iDeCoは、年間で支払った掛け金の総額が、その年の「所得」から引かれ、所得にかかる税金が安くなります。

会社員の方は、毎月のお給料から住民税、所得税を支払っています。最終的な税額は、年末調整、確定申告で決定します。年末調整で戻ってきたお金をそのままおこずかいにしている旦那さんの話も良く耳にします。

年末調整では、お金が戻ってくるケースがほとんどかと思います。というのも、税金は多めに取られていることがほとんどだからです。

iDeCoは掛け金がすべて、所得控除の対象です。

例えば年収400万円、30歳で毎月1万円積み立てた場合、年間で1万8千円の優遇を受けることができます。

iDeCo公式サイト かんたん税制優遇シュミレーションより

https://www.ideco-koushiki.jp/simulation/

 

またiDeCoは運用益に対して非課税です。投資信託や預金利息は約20%の税金がかかります。それに対してiDeCoは利益に対して非課税です。長期的な時間に比例して利益が大きくなった場合、非課税であることは大きなメリットです。

iDeCoの商品は、リスクが少ない元本確保型の定期預金、保険と元本が確保されない投資信託があります。運用商品になれない方や、リスクをとることが嫌な方は、元本確保型を選択されているかと思います。

投資信託は、基準価額が変動する商品なので、増やせる可能性がありますが、一方で元本割れのリスクがあります。

ただし、積み立てという方法ならば、こうしたリスクを軽減することができます。積み立ては、毎月一定額で商品を買い足していき、商品の基準価額が下がったときは、同じ金額で購入できる口数を増やし、逆に基準価額が上がったときは、購入する口数を少なくする方法です。お得なときにはたくさん買い、高いときは少なく買う。これを繰り返すことで1口当たりの平均購入金額を下げ、元本割れのリスクも小さくします。

 

Copyright (c) Akira Sugiyama all rights reserved

(バームスコーポレーション有限会社作成)

 

 

iDeCoで気を付けたいことは、60歳までは積み立てたお金の引き出しが自由にできないことです。引き出しが気軽にできないので、老後のために貯めることが可能ですが、不測の事態がおこったとき、お金が今必要だから、ひきだしたい!ということができません。掛け金は自分の家計で無理のない金額で設定しましょう。

 

iDeCoで運用したお金の受け取り方法は、以下の3つです。

  1. 一括で受け取る(一時金)
  2. 年金で受け取る
  3. 一括と年金の併用で受け取る

一括で受け取る場合は退職所得控除、年金で受け取る場合は公的年金等控除の優遇があります。併用で受け取る場合は両方の控除が使えます。

退職所得控除は、勤続年数に応じた金額が給付額から控除できることです。

課税対象になる退職金の金額の計算は、次のように行います。

(収入金額(源泉徴収前の金額)−退職所得控除額)×1/2=課税対象になる退職金の金額

<控除額>

勤続年数20年以下の場合 40万円×勤続年数 この額が80万円に満たない場合は80万円

勤続年数20年超の場合  800万円 + 70万円 ×(勤続年数 – 20年)

 

 

年金を受給する場合、年金は所得税法上雑所得として課税対象ですが、公的年金及び一定の企業年金(厚生年金基金、確定給付企業年金、企業型確定拠出年金)等については年齢及び年金額に応じた額が所得から控除されることとなっています。これが公的年金等控除です。

 

◇公的年金等に係る雑所得の速算表 (国税庁HPより)

  公的年金等の収入金額 公的年金等に係る雑所得の金額
65歳未満の方 60万円以下 0円
60万円超130万円未満 収入金額ー60万円
130万円以上410万円未満 収入金額×0.75 ー27万5千円
410万円以上770万円未満 収入金額×0.85 ー68万5千円
770万円以上1,000万円未満 収入金額×0.95 ー145万5千円
1,000万円以上 収入金額ー195万5千円
65歳以上の方 110万円以下 0円
110万円超330万円未満 収入金額ー110万円
330万円以上410万円未満 収入金額×0.75 ー27万5千円
410万円以上770万円未満 収入金額×0.85 ー68万5千円
770万円以上1,000万円未満 収入金額×0.95 ー145万5千円
1,000万円以上 収入金額ー195万5千円

注1:令和2年分の所得税については、65歳未満の方とは昭和31年1月2日以後に生まれた方、65歳以上の方とは昭和31年1月1日以前に生まれた方になります。

注2:公的年金等に係る雑所得以外の所得金額が1,000万円以下である場合の表です。

iDeCoを正しく理解し上手に活用して、老後資金を貯めましょう。

 

 

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持っている口座の確認をしましょう

こんにちは、オンラインにて子育てファミリーのご相談をおこなっている塙です。

家計管理をおこなううえで、銀行の通帳は毎月確認をするものです。家計簿を細かくつけずに、通帳で確認と管理をおこなっている方もいらっしゃいます。

普段記帳をこまめにする習慣がない場合、身に覚えのない出金があってもすぐには気が付かなかったというリスクもあります。

通帳とキャッシュカードのイラスト通帳を見て青ざめる人のイラスト(女性)

また、ご自身の銀行の口座がいくつあるのかを把握していますか?ご家族はどの銀行に口座を持っているか把握していますか?またその口座は、常日頃利用していますか?

使っていない口座は、今後持っているだけで維持費がかかってしまうような世の中です。

使っていない口座に維持費がかかってしまうなんて、もったいないですよね。家計管理をするうえでも、口座の管理は大事なことです。

またご家族の口座の把握をしていないと相続などが発生した場合に、どこに口座があるのかということを地道に調べなければいけない事態になってしまいます。離れて生活をしているご家族の口座を把握しておくことは、なかなか難しいですが、生活を一緒にしているご家族の口座は、できるだけ把握しておきましょう。

円満な遺産分割のイラスト

 

使っていない口座を持っているだけで、月単位もしくは年単位で手数料が発生してしまいます。また、銀行口座がたくさんあり、給与振り込みや各種引き落としが、あちらこちらの口座で利用していると、家計管理もしにくいです。口座は、ある程度まとめたほうが、手間もはぶくことができ、管理が楽になります。

 

以下がメガバンク三社の口座、通帳に関する手数料についてです。

 

三菱UFJ銀行

2021年7月以降に普通預金口座を開設し、2年以上未利用の場合「未利用口座管理手数料」年間1,200円(税抜)

※2021年6月以前の普通預金口座は対象外

 

インターネット通帳への切り替えキャンペーン前回は初日から2万人を超える申込あり。2021年3月15日までの2回目のキャンペーンでは先着10万名に1,000円をプレゼント。

インターネット通帳のメリット

  1. 最長10年分の明細確認が可能
  2. 記帳、繰り越し不要
  3. 利用条件をみたすとATM手数料が無料

 

三井住友銀行

2021年4月以降に新規開設する普通預金口座でネットバンキング不使用、2年以上未利用、残高1万円未満の場合口座維持手数料、年間1,100円(税込)

通帳は個人法人ともに年額550円(税込)

※通帳は18歳未満と75歳以上は引き続き無料

 

Web通帳のメリット

  1. 最長30年分の明細確認か可能
  2. カレンダーやカスタマイズ機能ありでオリジナル通帳か作成可能
  3. 新規開設の普通預金口座で他行あての振込手数料を2022年3月31日まで無料

 

みずほ銀行

2021年1月18日以降に新規で口座を開設する70歳未満の方、通帳発行1冊ごとに1,100円(税込)

 

みずほe口座&みずほダイレクト通帳メリット

  1. 最長10年分の明細確認
  2. みずほe口座&みずほダイレクト通帳に申し込みをすると5万名に1,000円プレゼント

 

いままでは無料だったサービスですが、この社会情勢の中で銀行さんも収益が下がっているため、今後あらゆる面で手数料を取ることが予想されます。

銀行側の目的はコスト削減です。紙の通帳は1冊、1口座につき年間200円の印紙税を国に支払っています。デジタル通帳は課税がありません。

メガバンクに口座をもっていないから、関係ないと思っている方もいるかもしれませんが、これから他の銀行さんでも同じように手数料を取るようになるかもしれません。

 

「口座維持手数料」はヨーロッパなどではすでに導入されています。お金を預けていて、その維持のために手数料を取られるなんて、すごく損をする感覚におちいります。それなら、タンス貯金をしようかとか、運用などのお金を増やすことに力をいれなきゃとか、考えてしまいます。

通帳の話に戻しますが、通帳記帳は家計管理をするうえでは、大事なことです。今まで通り紙の方が管理しやすいという方も、ネットで問題ないという方も、記帳やネットでの確認は必要なことです。お金の入口と出口、貯蓄残高の確認等でお付き合いをしなければいけないものです。家計管理を上手に進めるために、今まで通りの紙でも、ネットでも上手に使っていきましょう。

嬉しそうに家計簿をつける人のイラスト

口座からお金を引き出す際の手数料については、あたりまえに感じている方もおおくいらっしゃるかもしれませんが、頻繁に手数料が発生する時間に引き出しをすることは、もったいないですよね。お財布にいれておく現金は、必要な額とやりくりをする日数を把握して管理しましょう。

 

三菱UFJ銀行

引き出し・お預入れ

平日・土日祝 8:45~21:00 0円

平日・土日祝上記以外 110円

 

振込手数料

平日・土日祝8:45~21:00 同行同一支店 0円 同行他店 110円

他行3万円未満 275円 他行3万円以上 440円

平日・土日祝上記以外 同行同一支店 110円 同行他店 220円

他行3万円未満 385円 他行3万円以上 550円

 

三井住友銀行

毎月25日26日はすべての取引の手数料無料

引き出し・お預入れ

平日8:45~18:00 0円

平日上記以外 110円 預入れは0円

土日祝終日 110円 預入れは0円

 

振込手数料

平日・土日祝終日 同行同一支店・同行他店 0円

他行3万円未満 220円 他行3万円以上 440円

 

 

みずほ銀行

平日8:00~8:45 110円

平日8:45~18:00 0円

平日18:00~23:00 110円

平日上記以外 220円

土日祝 8:00~22:00 110円

土日祝上記以外 220円

 

振込手数料

同行

平日8:00~8:45 330円

平日8:45~18:00 220円

平日18:00~23:00 330円

平日上記以外 440円

土日祝 8:00~22:00 330円

土日祝上記以外 440円

 

他行

平日8:00~8:45 440円 (3万円未満) 550円 (3万円以上)

平日8:45~18:00 330円(3万円未満) 440円 (3万円以上)

平日18:00~23:00 440円(3万円未満) 550円 (3万円以上)

平日上記以外 550円 (3万円未満) 660円 (3万円以上)

土日祝 8:00~22:00 440円 (3万円未満) 550円 (3万円以上)

土日祝上記以外 550円 (3万円未満) 660円 (3万円以上)

 

預入金額やステージ、ネットバンキングの登録有り無しなどによって、それぞれの銀行さんで、月何回までは引き落とし手数料がかからないなどの優待もあります。普段、時間帯によっては直接、ATMへ足を運んで、さらに手数料もかかってしまうことも多くあります。ご自身の生活サイクルや仕事の時間帯を考えて、利用しやすい銀行選びも大事なことです。

 

 

 

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携帯電話のプランは現状にあっていますか?

 こんにちは、オンラインにて子育てファミリーのご相談をおこなっている塙です。

 

 家計のお金に関するご相談は、目的や現状の心配なこと、またご家庭の状況によっていろいろなケースがあります。

 教育費や老後資金のため、もっと効率良く貯蓄をしたい。現状の家計に余裕がないので、余裕をもつよう家計を見直したいなどといったご相談が主です。

 

 すでに家計簿をつけていて、ご家庭の家計状況を可視化できている場合、見直しをしたい、したほうがいいのかもと気になる支出項目があると思います。

 ご家庭によって、これだけはゆずれないという項目は、無理に見直しをして、削減、節約をすることは避けましょう。まずは、見直しをしやすいところから手をつけたほうが、ストレスを感じることがありません。

 

 家計費のなかで、支出割合が大きいものは、住居費、保険料、自動車関連の維持費、通信費、光熱費などをあげることができます。教育費ももちろん支出割合が大きいものですが、ゆずれない項目になるので、ここでは見直し項目からはずします。

 

 一般的には、住居費が最も大きな割合を占めます。住宅ローンを組まれている方も、賃貸の方も大きな支出割合を占めます。住宅ローンは、借り換えで見直しができる場合も多いですが、賃貸の場合は、すべての人が見直し可能とはいえません。保険料や自動車関連は、大幅な見直しが可能な支出項目になりますが、今回、注目をしたい支出項目は、一人一台、すべての人が持っているといってもおおげさではないあれです。そう、携帯電話です。

携帯電話で話す女性のイラスト

 

 私が子どもの頃は、携帯電話をもつなんてことはない時代でしたが、今はお子様にも持たせているご家庭が多いです。ご家庭によっては、高校生になったら持たせるなどルールはそれぞれですが。

そう考えると、今はお子様の通信費の負担も必然になってきていて、昔に比べると悩ましいところですね。通信費だけでなく、学習上タブレットやパソコンも必要な時代ですしね。

 いまでは、多くの人が当たり前のように持っている携帯電話です。この携帯電話のひと月あたりの平均利用料金は、一人当たり6,000円から7,000円といわれています。

 あくまでこれは平均値です。

 『日本の携帯料金、通信費は高すぎる!』との発言から、大手三社では、大幅な値下げプランを発表しましたね。

 

 料金プランを値下げすることで、経済的な影響や開発の遅れなども指摘されていますが、消費者の立場からすると、同じような内容であるなら、安いほうが家計に優しく嬉しいものです。

 

現在、発表されているプランは以下のものです。

docomo

 

プラン名 ahamo

月額2,980円(税込3,278円)

データ量20GB

国内通話は1回あたり5分以内かけ放題

5分を超えると30秒ごとに20円の通話料金

ドコモ割、ドコモ光のセット割適用外

https://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/pages/210114_00.html

 

ソフトバンク

プラン名 SoftBank on LINE

月額2,980円(税込3,278円)

データ量20GBLINEデータ使い放題

LINE20GBのデータ容量に含まれない

国内通話は1回あたり5分以内かけ放題

5分を超えると30秒ごとに20円の通話料金

家族割、セット割の適用外

https://www.softbank.jp/mobile/special/softbank-on-line/

 

au

プラン名 povo

月額2,480円(税込2,728円)

データ量20GB

かけ放題プランの追加あり

かけ放題プランがついていないため、国内通話は30秒ごとに20円かかる

家族割、au光回線割引適用外

https://povo.au.com/

 

月額の料金だけを見ると、既存で利用しているものより、はるかに割安となっています。

気になる点は、通話料金についてです。普段、あまり通話をしない、LINE通話しか利用しないなどの方は、データ量20GBでこの価格は魅力的です。お仕事やプライベートで通話をよく利用するという方には、どうでしょうか。30秒ごとに20円、、、。30分以上通話したら1,200円~、、、。お仕事で利用している場合、5分以内で通話を済ませるのは、なかなか難しいです。また、LINE通話が可能とも限りません。そうなってくると、かけ放題プランは必要だなぁと考えてしまいます。

 

 新プランへの申し込みは、オンラインのみですが、すでに多数の予約があるとの報道がありました。

 なかには、新しく発表された各社のプランが、自分のスタイルには、あわないなぁという方も、いらっしゃることでしょう。そういう場合も、再度現在の契約内容を確認してみましょう。データ量が過大なものや、いろいろなオプションをつけているけれど、必要のないものがつけっぱなしになってしまっている場合もあります。最近では、テレワークで家にいるため、データを4G回線で利用することなく、Wi-Fiで間に合っている方もいらっしゃると思います。

 今までだと5G以上毎月利用していた方でも、ここ数カ月1Gでおさまっているかたも多いのではないでしょうか。

先日、某携帯ショップの店員さんとお話する機会があったのですが、ひと月に20GBでもぜんぜん足らないとの発言がありました。動画ではなくゲームを頻繁にする関係上との理由でした。こういった趣味で利用している方は、通信費については、ゆずれない支出になると思いますが。

 

 仕事やプライベートに支障がない方は、思い切って各社の新プランへの変更を考えてみましょう。

 変更すると、かけ放題がネックになってしまう方も、既存の契約内でのデータ通信プランの変更を考えてみましょう。1Gでおさまる場合、数千円の圧縮が可能です。また不要なオプションは、はずしましょう。

 

 仮に4人家族で月に4千円から5千円の節約が可能な場合、年間で48,000円から60,000円の節約が可能です。

携帯のプランの見直しは、住宅ローンの見直しや保険の見直しとは違い、そう難しいことではありません。見直しをすれば、簡単に節約、支出の圧縮が可能です。通信費で数千円の圧縮が可能であれば、やみくもな食費の節約に走る必要もありません。普段使うお金のやりくりも、もちろん大事ですが、一度見直しをすると、効果が持続する通信費を見直すことをお勧めします。そう難しいことではありませんので、時間に余裕があるときに、現在の契約プランの確認をしてみましょう。

 

 

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余裕のあるときに保険の見直しをしましょう

こんにちは、オンラインにて子育てファミリーの家計相談をおこなっている塙です。

家計相談のなかで、家計管理、家計簿に関することだけでなく、保険の見直しについてのご相談もあります。

「保険の見直し」の相談内容で多いものは、医療保険、ガン保険、収入保障保険などの生命保険に関することです。

 普段の生活の中で、常にご自身や家族がどういう保険に加入しているか、どういったときの保障のものなのかを憶えている方は少ないかと思います。なにか不測の事態がおこったときや、気になることができたときに、『あれ?どういった内容だったっけ?』と証券を探して、確認すると思います。ご自身やご家族がどういう内容の保険に加入しているかを、すぐに答えることはなかなか難しいことです。

 人によっては、加入をしたのは、数年前、数十年前のことですので、憶えていられるほうがすごいことです。ご自身やご家族がどういう保険に加入しているか気になるのはどんなときでしょうか?それは、入院をすることになったり、検査で気になることがあった場合、がん検診で再検査が必要になったときです。必要に迫られたときに、『入っている保険は使えるかしら?』と証券を確認したり、保険会社へ問い合わせをするといった感じです。

 

何が何だかわからない人のイラスト(女性)

 困ったときや必要なときに使うための保険ですが、必要とする保障が足りなかったり、付帯されていると思っていたものがついていなかったりなどといったことがおこりえます。思っていたより手厚い保障だった場合はいいのですが。

契約をしたのが、数十年前であるため、生活環境や家族状況、また不安に思うことや心配なことは、変化していて当然です。

 保険の見直しは、保険料を安くすることだけが目的ではありません。今のご自身、ご家庭にあう保険を探すことが大事です。もちろん、必要だからとあれもこれも加入してしまっては、家計バランスはくずれてしまいますし、すべてのリスクを保険で備えるとなると費用がかさんでしまいます。見直しをした際に、手厚く保障をつけすぎていて、家計を圧迫してしまっている場合は、必要なものの選択をおこないましょう。

貯金はさんかく、保険はしかくという言葉があります。

貯金は、貯まるまでに時間が必要ですが、増えていきます。

保険は、契約をしたときから、決まった金額が保障されます。

どちらかにかたよることなく、上手に使い分けたいですね。

医療保険については、必要である不要であるという二つの意見、またその理由が多くあります。不要と考えるひとつの考え方に、医療保険は、トータルで支払う保険料を考えたら、加入せず、いざという時に高額療養費制度を利用して備えるという考え方があります。この考え方の心配な点は、保険料を払わないかわりにきちんと貯蓄をして、備えることが可能な場合はいいのですが、結局、貯蓄もしていなかった、できなかったなどといった場合は、高額な医療費に対応できないおそれがあるところです。

がん保険については、加入しておいたほうがいいと考えています。まず、日本人の2人に1人ががんになると言われています。医療の技術が高まっているため、がんイコール死亡というわけではなく、発見されても治療が可能です。がんの治療は高額なものも多く、保険適用ではないものも多くあります。もしも、治療が必要となった場合に、選択肢は多いほうがいいですよね。経済的な理由で治療の選択肢をせばめてしまったり、あきらめてしまうことは、悲しいことです。

 

 医療保険もがん保険も、加入されている多くの方は、保険料は終身払いを選択されている方がほとんどです。なかには更新型のケースも多くあります。

10年で自動更新されるタイプのものを例にとりますが、更新の際に保険料が上がります。この更新型のタイプですが、最終的にどこまで保険料が上がるのかを忘れてしまっている方が多いです。若いころは、保障も手厚くて保険料も割安なのですが。年齢を重ねていくと、保険料が上がっていきます。また、保険料が上がると同時に収入も上がっていれば良いのですが、それはなかなか難しいことです。

 また、商品タイプも新しいものが発売されていて、より時代にあったものも多くあります。更新をむかえる年齢と保険料を一度確認してみましょう。保険の見直しは、その時の健康状態によっては、告知項目にひっかかってしまい、新しい保険へ切り替えなどができない場合もあります。健康で時間にゆとりがあるときに、ご自身にあったものを検討しましょう。

 

損害保険の火災保険の見直しも時間に余裕のあるときにぜひ見直しをしてみましょう。

 マイホームのイラスト

 

火災保険は、住宅を購入した時や、引っ越しをした際に加入をしている方が一般的ですので、加入した際の補償内容をよく覚えていない、または知らないといったことが多くあります。地震保険も付帯されていると思っていたが付帯していなかったというケースもあります。また、住宅ローンを組んだ際に、収入保障保険の保険料も一緒に支払っていて、保障内容に対しての保険料の内訳がわかっていないケースもあります。

 せっかく加入をしている保険の内容を知らないままだと、万が一のときに保障(補償)が足らないといったことも起こりえます。また、必要以上の保障(補償)に加入をしていて、保険料をよけいに支払っていたということもありえます。

 最近の日本列島は、多くの天災の被害が相次いでいます。地震、台風またそれに起因する水害などが多発しています。自然災害の増加とともに各保険会社は、多額の保険金を支払いしています。その結果、料率改定により保険料が高くなっています。

 火災保険の保険料は、今後もさらに上がることが予定されています。

 まずは、加入をしている内容を確認しながら、保険料をいくら支払っているのかも確認しましょう。

 今後の保険料の値上がりを軽減するためには、支払い方法の変更や適用できる割引の確認、必要以上の補償の削減といった方法があります。また、保険料を安くすることだけでなく、補償が足りないようであれば、補償の追加を検討することも重要です。

 もちろん、保険料は安くおさえたいですが、万が一のときに、補償が十分でなかったといったことになってしまうと、何のために加入をしていたのかわからなくなってしまいます。

整理された棚のイラスト

 在宅の時間が多くなると、片付けやお掃除をしている方も多いと思います。加入をしている保険の証券を探して確認してみましょう。

必要なときにすぐ確認ができるような保管場所をきめておくことや、ご家庭の保険管理ファイルを作成しておくことも大事なことです。

 

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