お金の教育

人が生活をしていくうえで、必要となるのがお金です。

一生、人はお金とおつきあいをしていかなければなりません。

ではそのお金とうまくつきあうことができたなら、楽しく生活がおくれるのではないでしょうか。

学校の授業では、残念ながら お金、金融といった科目はありません。そういった科目がなかったからか、私自身も大人になってからお金のことを学んでいます。

欧米などでは、早い段階でお金の教育を行っています。

もちろん、学んだからといってすべての人が、金融知識を豊富に身につけ、経済動向に敏感に対応でき、投資の知識を身に着け資産運用が上手にできるようにとは いかないでしょう。しかし、そのお金の教育があってこその 投資の専門家、金融商品の発明家など 優れた人物も存在します。

それでは、学校で学べないのならどうすればよいのでしょうか?まずは、ご家庭で 教えていくというのが 身近なことであり すぐにはじめられることではないでしょうか。金銭感覚を教える、身につけさせるといったことが、その子の後々の人生において とても大切なことになるのではないでしょうか?

子供がかわいいからと言って、欲しがるままに与えることは 本当の意味での愛情とはいえないと思います。人間は慣れる性質をもっています。欲しいといえば 与えられることになれきってしまった人間は、与えられることがあたりまえと 思うようになります。

与えられることに慣れてしまうと、自分で働いて得る収入に満足できないといったこともあるかもしれません。

お金は労働の対価である。対価とは等価交換である、その基準枠がぶれていると そのぶれをなおしていくことは、大人になってしまってからでは、難しいです。

正しい金銭感覚と一言にいってしまうと難しいですが、世間一般的な常識の範囲の金銭感覚や経済観念を持てるようにしてあげることが、ご家庭でできる お金の教育です。

これからの時代は、フィンテック時代と言われるように、さらなるお金のお付き合いが必要となってきます。目に見えにくくなってくるからこそ、しっかりとした 感覚を身に着けて生活をしていくことがよりよい生活を送っていくことへつながるのではないでしょうか。

新原