10月からさらに値上げです

 

オンラインにて子育てファミリーの家計相談をおこなっている 塙 です。

 

今年は、なかなか涼しくならないと感じていましたが、急に気温が下がる日が多くなりましたね。

寒暖差に、身体がついていけない方も多いと思います。

体調管理に気をつけてお過ごしください。

 

昨年から始まった値上げラッシュ。10月から、さらに大幅な値上げです。

また、値上げか、、、となりますよね。

今年になってから最も多い6,000品目~6,500品目の値上げです。特に食料品価格が上がり続けている主な要因としては、小麦や大豆、原油価格の高騰、円安による輸入コストが上昇していることが背景にあります。

値上げ率は平均で16パーセントと言われています。

小さくなった商品のイラスト

発表されている主な値上げの商品です。

伊藤ハム

ハム、ソーセージおよび調理加工食品221品目

3%から30%の値上げもしくは内容量変更

アルトバイエルンは127gから120gへ約6%減少

 

日本ハム

シャウエッセンなどハム、ソーセージ78品目

加工食品125品目

業務用商品では168品目が2%から34%の値上げまたは内容量変更

 

丸大食品

ハム、ソーセージ、調理加工食品計350品目が5%から30%の値上げまたは内容量変更

燻製屋熟成あらびきポークウインナーは、429円が451円

 

大塚食品

クリスタルガイザー、ジャワティストレートなど飲料製品18品目

ボンカレーなどレトルト製品12品目など

値上げ幅は1.3%から19%

 

キユーピー

家庭用のマヨネーズ類、マスタード、タルタルソース、パスタソース、素材食品等、全93品目が約2から20%の値上げ

キユーピーマヨネーズが436円から475円に値上げ

 

キッコーマン

焼肉のたれ、ステーキしょうゆなど34品目が約5から10%値上げ

本みりん、料理清酒、みりん風調味料など41品目が約4から11%の値上げ

 

味の素

家庭用、業務用の調味料、マヨネーズ、マヨネーズタイプ製品が約4から15%の値上げ

ピュアセレクトマヨネーズは403円が438円に値上げ

 

明治

家庭用チーズ、菓子類が値上げ、または内容量変更

北海道十勝スライスチーズ410円が432円になるなど値上げ約5%から

15.5%

内容量変更は4%~11.1%の減少

 

森永乳業

家庭用チーズ39品目が値上げまたは容量変更

 

アサヒ飲料

三ツ矢、カルピス、ウィルキンソン、アサヒ十六茶などのPETボトル、ボトル缶、缶商品が約4から16%の値上げ

 

キリンビール

キリン一番搾り生ビールなどビール類、氷結などチューハイ、サワー類、ノンアルコール飲料が値上げ

 

サッポロビール

サッポロ生黒ラベル、ヱビスビールなどビール類、酒類テイスト飲料、その他樽詰商品が値上げ

 

マスクを付けて買い物をする人のイラスト(女性)

 

すでにお買い物へ行かれて、スーパーで値上がりされたものが多いことを感じている方も多いと思います。お店によっては、仕入れた在庫状況によって、なくなり次第値上げをしていくところもあるようです。

ご自身の家庭で、常に購入しているものが、まだ値上げされていないようなら購入していたほうがいいですね。日持ちがするものに限られますが。

 

 

原材料、光熱費が上昇しているため、外食も値上げされます。今後、値上げしていくお店が増加することが予想できます。

 

また、カセットボンベが約15%値上げされます。

 

日本郵便は10月より郵便料金の割引率と特殊取扱料、手数料が改定されます。

本人限定受取郵便料が105円から210円、料金受取人払の手数料が、15円から20円にそれぞれ値上げされます。

 

社会保険料

給与から天引きされているので保険料がいくらか気づいてないなんて方は、いませんか?しっかり確認しましょう。

 

10月から、雇用保険の保険料率が変更となり一般事業の場合、労働者負担、事業主負担ともに0.2%引き上げられ、労働者の負担は0.5%となります。例えば月収が20万円の人の場合、雇用保険料が今まで600円だったのが10月から1,000円になります。

 

 

値上げが続く背景には、原油高や原材料高騰、ロシアによるウクライナ侵攻、円安が影響しています。

 

物価の上昇は家計にダメージ

円安になれば、海外から輸入する物の値段が上がります。日本ではエネルギーや食品の多くを輸入に頼っているため、円安で大きな影響を受けてしまいます。輸入企業にとってはコストの増加につながるので、製品価格の値上げは避けられないことです。

現在はウクライナ情勢により原材料価格が高騰し、物価上昇がおさまらない状況です。光熱費や食費が上がれば家計にとって大きなダメージとなり、我々の生活はおびやかされてしまいます。

 

インフレ対策になる金融資産

インフレになって物の値段が上がると、相対的にお金の価値が下がります。円建てで資産を保有していれば、価値が目減りしてしまいます。資産を運用する際には、インフレ対策も考えておきましょう。

インフレ対策の1つが、外貨建ての資産を保有する方法です。インフレになって円の価値が下がると、相対的に外貨の価値が上がります。

外貨建ての金融商品には外貨預金、外国債券、外国株式、外国投資信託など、いろいろなものがあります。それぞれメリットとデメリットがありますが、初心者でも始めやすいのは外貨預金です。外貨預金は外貨建てで預け入れる預金で、国内の銀行で取り扱っています。

外貨預金では海外の高金利を享受できるほか、円安になれば為替差益が得られます。長期的な運用をすれば、為替リスクを抑えながら資産を増やすことも可能です。

 

家計での対策

お金の使い方を見直す

食品ロスを減らす

レンタルやサブスク、カーシェアなども検討する

 

家計管理の必要性

仕事量を増やし、収入自体を上げれば、家計管理や家計簿をつける必要はないですよね?

という方がいました。

忙しくて家計簿をつける余裕がないし、お金が増えれば細かな出費を気にしなくていいと思うとのことでした。

家計管理の方法は、各家庭によっても異なるものです。

毎日の生活を円滑にし、お金のストレスや悩みをなくすためでもあります。

使っていいお金なのか、そうでないのか、収入自体が足りないのかなど、管理していないと、収支は見えにくくなってしまいます。

家計簿はつけることそのものが目的ではありません。

夢や目標のための貯蓄を無理なく進めるアイテムです。

また、どのくらい投資に使ってもいいかを把握するためのものでもあります。

 

家計簿を上手に使い、家計の状態を把握することで、貯蓄は無理なくできるようになります。

ご自身やご家族がどういう支出傾向があるのか、生活に無理をせずどのくらいなら貯蓄できるのかなどを知ることができます。

また家計の状況や収支の把握をしてから、投資をおこないましょう。

 

食料や日用品の値段があがっても、必要だから、欲しいからと今まで通りに消費を続けてしまうと、貯蓄ができないだけではなく、赤字になってしまうおそれもあります。

一度の買い物では、数百円でも年間では数万円になります。

買い物のたびに、使っていいお金なのかそうでないのかを迷いながら使うことは、疲れます。

予算をくんだり、収入自体が不足するのであれば、家計の見直しや収入を増やす方法も検討しましょう。

 

 

 

 

株式会社Switppyでは、家計管理や保険についてのお金の話をメルマガにて配信させていただいております。是非メルマガのご登録をいただければ幸いです。ご登録をいただくと、『みっちゃん家隠れ赤字脱出作戦』(PDF)と家計管理ができる家計簿(Excel)をプレゼントいたします。家計簿は、バームスコーポレーション有限会社さま作成のものです。家計簿をご利用いただける環境はパソコンのみとなっております。iPad等では、現在ご利用ができないことをご了承ください。ご希望される方は、下記の登録フォームよりご登録をお願いいたします。

 

 

 

あなたの家計は隠れ赤字の心配はないですか?ご登録は下記の登録フォームよりお願いいたします。

 

 

家計管理が楽しくできるようになるFPの知恵 読者登録フォーム