GDP(国内総生産)戦後最悪の落ち込み

 

 先日、産経新聞にて報じられましたね。コロナウィルスの感染拡大の影響は、例がない事態で日本だけでなく、世界中の経済へ大きな被害を与えました。感染症による後遺症や死亡の人的リスクだけではなく、経済活動そのものを大きく変えてしまいました。

 緊急事態宣言発令による活動自粛、休業、休職。そのあとの経済の冷え込みについては、多くの人が予測していた結果通りですが。

そのあとの経済政策により消費活動が少し動いたにせよ、本当の意味での経済の活性化とは言えません。いまだコロナウィルスの感染拡大は終息したとはとても言えないですし、廃業や倒産、失業の波はこれからさらに大きくなっていくのではと、、、。っと、ニュースでは不安になる話題ばかりで、正直落ち着かないですよね。

廃業、倒産、失業はもとよりボーナスカット、給与のカットなどといった事態になってしまうと、今までと同じ生活をすること自体が難しくなります。生活資金が足りない、消費活動が落ち込む、お金が動かない、回らないといった負のスパイラルを少しでも緩和するためにご自身の家計ではなにができるのでしょうか。

 今、収入面でなにも変わらないという方も、一度ご自身の家計状況、持っている資産と負債の再確認をしてみましょう。不測の事態が起こってしまった場合、どのくらいの期間やどこまでなら耐えられるかなど、家計の体力測定をしましょう。家計の体力が不足している場合や、不測の事態の長期化への不安が考えられる場合は、今から生活資金の見直しを始めれば、リスクを抑えることも可能です。すでに生活が上手く回らなくなり始めている場合は、早期に国や自治体の制度を上手に活用することも検討しましょう。

明日7月1日よりレジ袋有料化です

非常事態宣言が解除されてからのほうが、毎日コロナウィルスの感染者の人数が減らないことが不安です。お店の自粛も緩和され、外出者も増えていますし、電車の込み具合もほとんど通常通りな気がするので、感染を止めることはなかなか難しいのが現状ですね。

スーパーの営業時間も、お店によっては時短営業のところもありますが、だいぶ通常の営業時間に戻っているため、密をなるべく避けて買い物をすることもできるようになりました。明日から、レジ袋有料化が始まりますが、マイバックの準備は多くの方がされていることと思います。コロナ禍の状況で心配されるのは、マイバックの衛生面です。何度も利用するものなので、こまめな洗濯や除菌をしないと、あっという間に菌の温床となってしまいます。いままでは、レジ袋をそのままゴミ袋にしていたので、使い捨ての方が衛生的です。エコではないですが。

通常のエコバックの価格は千円前後なので、仮にレジ袋を1回5円とすると200回のレジ袋分という計算になります。せっかく準備をしたエコバックは衛生的に長く利用したいですね。消費者としては、毎回5円を払うよりは、エコバックを上手に活用すれば、レジ袋の削減というエコにも貢献しつつ、必要のないお金を払わずにすみます。しかし、レジ袋をゴミ袋にしていた場合は、今後ゴミ袋を購入しないといけなくなります。悩ましいですね。ゴミ袋を購入することで、ゴミの出し方の見直しや食品ロスをなくすこと、不必要なものを購入しないなど意識改革になり、ゴミ自体の削減へとつながればいいですね。

ZOOMお茶会 コロナ禍の家計管理を開催しました!

 本日は、外出自粛を吹っ飛ばせ!!ZOOMお茶会 コロナ禍の家計管理を開催しました。

ご参加をいただいた方、貴重なお時間をありがとうございました。

コロナだけのせいではなく、普段の家計管理のことから貯蓄の仕方、保険についてなど、家計管理をしているからこその疑問、質問をいただきました。

 コロナの感染拡大防止のため、まわりのママ友ともなかなか会えないので、意見を聞いて参考にすることや、情報交換がなかなかできないことが、困っているとの意見もありました。

 ご参加をいただいた方は、毎月、家計管理をしているけれど、思ったほど貯蓄ができていないとの体験から、自分を奮い立たせる意味で、マネーホワードの有料会員を始めたとのことでした。

 有料なら、お金を払っているのだから、きちんと活用して家計管理をする!と、ご自身へ言い聞かせながら、利用しているとのことでした。

無料版より、できることが広がり、クレジットカードでの利用している金額もすぐに確認、把握がしやすくなったため、明細がきて金額にびっくりすることや、思い出せない利用がなくなったとのことでした。

 本日のセミナーでも、とりあげた「かくれ赤字」の防止策として、有効だなと感じました。

家計管理が上手にできるようになり、貯蓄がもっと余裕をもってできるようになれば、お金を増やすことを勉強して始めたいとのお話もありました。

 あつ森(あつまれ どうぶつの森)では、島中の株を買いまくっているけれど、現実では、なかなか怖くて、できないとのことでしたが、、、。ゲームと現実では、違って当然ですよ。あつ森の株みたいに、毎日、安定して上がり続けるものは、現実にはないですから。在宅での、あつもり生活は、お子様のストレス解消にもつながっているようで、その他の遊びなどの費用が、おさえられていて、「あつもり効果」とおっしゃっていました。

 セミナーを開催すると、いろいろな貴重な体験のお話を聞いたり、ご意見、ご質問をいただけるので、ありがたいです。私たちも勉強になります。

ありがとうございました。

 

 

 

保険の見直しといえば

 「保険の見直し」と聞くと、一般的に思い浮かべる保険は、医療保険、ガン保険、収入保障保険などの生命保険ではないでしょうか。こういった生命保険だけでなく、損害保険の火災保険の見直しも時間に余裕のあるときに、ぜひ検討していただきたいです。

 火災保険は、住宅を購入した時や、引っ越しをした際に加入をしている方が一般的ですので、加入した際の補償内容をよく覚えていない、または知らないといったことが多くあります。

 せっかく加入をしている保険の内容を知らないままだと、万が一のときに補償が足らないといったことも起こりえます。また、必要以上の補償に加入をしていて、保険料をよけいに支払っていたということもありえます。

 最近の日本列島は、多くの天災の被害が相次いでいます。地震、台風またそれに起因する水害などが多発しています。自然災害の増加とともに各保険会社は、多額の保険金を支払いしています。その結果、料率改定により保険料が高くなっています。

 保険料は、今後もさらに上がることが予定されています。

 まずは、加入をしている内容を確認しながら、保険料をいくら支払っているのかも確認しましょう。

 今後の保険料の値上がりを軽減するためには、支払い方法の変更や適用できる割引の確認、必要以上の補償の削減といった方法があります。また、保険料を安くすることだけでなく、補償が足りないようであれば、補償の追加を検討することも重要です。

 もちろん、保険料は安くおさえたいですが、万が一のときに、補償が十分でなかったといったことになってしまうと、何のために加入をしていたのかわからなくなってしまいます。

 在宅の時間が多くなると、片付けやお掃除をしている方も多いと思います。加入をしている保険の証券を探して確認してみましょう。

 

時間にゆとりがあるうちに家計のバランスを確認してみましょう

 昨日、Skypeにて会議と研修を行いました。スタートは、少しもたつきましたが、無事に終了しました。講師はCFPの杉山さんです。内容は、生活支援世帯のライフプランについてでした。コロナウィルスの影響での経済停滞が起こっている今、考えることはたくさんありますね。

 現状、あまり大きな問題を抱えていなかった家庭でも、コロナウィルスの影響で今後、経済的に家計状況が変化してしまう家庭もあるのではないでしょうか。経済活動の停滞は、どの家庭へも影響を及ぼします。

 感染拡大の終息が見えない今、家庭のお金の状況を確認しておくことは、とても重要です。家計のお金の状況を把握することは、家庭のお金の体力測定とも言えます。今のような自粛生活が長引いてしまい、収入が減少してしまう場合、ご自身の家庭は、どのくらい体力がありそうですか?収入が増加したという羨ましい方ももちろんいらっしゃると思いますので、その方は、さらに貯蓄や運用方法を考えてみましょう。

 まずは、何十年といった長期的なプランではなくとも、数カ月、一年単位で予測をしてみましょう。

 入ってくるお金(収入)と出ていくお金(支出)のバランスはどうでしょうか。

バランスが取れていない場合、収入を増やすか、支出を減らすかという方法があります。収入を増やせたらいいですが、すぐできることは、後者の支出を減らすという方法です。減らすといっても、やみくもに節約をはじめてもストレスになってしまうので、ご自身の家庭が、何にいくら使っているのかをまずは確認してみましょう。